「ばぁちゃんからもらったもの」
本日は、祖母の四十九日法要でした。
七日ごとに修される法要に参列し、お祈りしてきました。
仏のような祖母だったので、極楽浄土に到着できたことと思います。
この間、ご弔意をお寄せいただいた方々には、改めて心から感謝申し上げます。
さて、以前の投稿やTwitterなどで祖母の背中を見て自分の人格に取り入れようと努力してきたこと以外に、もう一つ、祖母からいただいたかけがえのない生き方がありました。
「若い時の苦労は、買ってでもせなあかんで」
怒ったり、文句を言ったり、押し付けない祖母が、このフレーズだけは繰り返し言っていたので、記憶しています。
この言葉は、大変なことがあったり、嫌なことがあった時に、自分を慰めたり、納得させるための心の中で唱えるフレーズになっていきました。
「若い時に先に苦労をすれば、大人になった時に楽できる」
小さい時はこんな解釈をしていました。
成長するごとに、この解釈がどんどん変わっていきました。
この言葉がなければ、高校2年生の時にキューバ社会主義共和国に行くことも、大学受験をすることも、政治家を志すことも、なかったでしょう。
辛いことがあった時、しんどいことに出くわした時、大きな決断をする時。
いつも祖母のこの言葉が頭の方からではなく、心の方から響いてくるのを感じるのです。
それは、頭で理屈を用いて考えているのではなく、心で正しいと直感しているのだと思いました。
つまり、哲学、信条、信念と言われる自らの生き方に根付いているのです。
そう考えると、祖母は自分の中で永遠に生き続け、自分がこの生き方を誰かに継承し、自分は誰かの中で生きていく循環の中に入っていくのだろうな、と思う1日でした。
もう間も無く四十代。
祖母からいただいた大切な生き方をはじめ自分が経験してきて正しいと直感してきたことを、次世代に伝えることに重点をおいた十年にしたいと思います。
全ての苦労は乗り越えられる成長痛であり、誰も経験することができない自分だけのストーリーを生み出し、未来に飛躍する為のきっかけとなる。
それを与えてくださる神仏への感謝を忘れることなく、これからも邁進してまいります。
四十九日の節目に、原点回帰で市民に寄り添いながら、さらなる飛躍の新たな第一歩を踏み出すべく、刷新した後援会看板の設置を開始しました。
身動きが取れない自分に代わって後援会の方々が設置に回ってくださいました。
色んな方々から言われることを、この文章を書きながら思い出しました。
こうして人に恵まれるのも祖母からいただいたお徳のお陰様と。
その通りだと思いました。
今、アジア、関西、大阪、泉佐野市は「地の利」が整いつつあり、「天の時」を迎えようとしています。
そこに「人の和」が整えば、とてつもない繁栄がもたらされます。
今まで掲げてきた「Waをつなぐ」こと、「みんなの声をカタチ」にすることを通じて、「みんなの声をチカラに」していくことに全集中します。
市民への感謝を伝え、見守り、伝えることに真心を込めた看板です。
ぜひ見かけたら看板にもそうですが、私にもお声がけいただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。