見出し画像

【日本語教師1on1】14名の日本語教師の方とお話して感じたこと

先日、このようなツイートをしたところ、予想以上に多くの日本語教師を目指している方、日本語教師の方に反応をいただき、計14名の方とお話させていただきました。

せっかくなので、お話させていただいて感じたことと私が考える日本語教師の働き方について書きたいと思います。



将来への不安

私はフリーランス日本語教師として、好きな頻度で授業をしたり、何事にもすぐに挑戦できるこの生活がとても楽しいです。ですが、将来について考えるとやっぱり不安です。フリーランスだからとかではなく、専任で働いていたころもその不安はあり、今でも毎日『日本語教師としての働き方』を考えています。

私が働いていた日本語学校では、子育てをしながら日本語教師のお仕事をしている人は一人だけでした。平日は残業が当たり前、土日は授業準備。それに加えて家事もしなければいけない。その先生を見ていて、「私も出産したらこんな生活になるのかな」と漠然と考えていました。そんな生活になるのが嫌で、私は子供ができたら正社員として働けないと思っていました。

ロールモデルがいないというのも、ひとつ不安の原因だと思っています。専任で働いていた学校の先輩方をみていても、「こんな日本語教師になりたい!」と思える人はいませんでした。スキル面で尊敬する人はいても、働き方やライフスタイルの観点から「こんな風になりたい」と思える人がまだ見つかっていません。


日本語教師 × ○○

ロールモデルがいないなら自分で色々試してみるしかない。

私の理想の働き方は、好きな時に旅行できること

そのためには、【いつでも旅行へ行く時間が作れるワークスタイル】と【生活に必要なお金のほかに旅行に行けるくらいの収入】が必要です。これらを実現するために、ブログサイトの開設やデザインの勉強など色々と試してみました。

「全然日本語教師と関係ないじゃん!」と思われるかもしれませんが、私は日本語教師だけで働きたいとは思っていないので、日本語教師を主軸として他のお仕事もできればと考えています。というのも、日本語教師だけを仕事として続けても、私の理想の働き方はできないと思ったからです。


同世代の日本語教師と話してみたい!

このままじゃいけないと思っているけど、何が正解かもわからないこのモヤモヤの中で、ふと同世代の日本語教師の方と話してみたいと思いました。

「私のように悩んでいる人はいるんだろうか」
「日本語教師としてどんなキャリアを考えているんだろう」
「シンプルに日本語教育に関わる人ってどんな人だろう」

そんな気持ちで話す内容は何も決めず、お互いが話したいこと、気になることを話の流れに任せてたくさん話しました。日本語教育のことから、働き方、言語、フェミニズム、海外就職、留学、大学院、海外旅行、恋愛、結婚、異文化交流……もう本当にいろんなこと。


海外で働くこと

海外に興味がある人が多い!

すでに海外で働いている、留学経験がある、海外で働いてみたい、国際カップルなど、私を含めやっぱり日本語教師って海外に興味がある人が多いんだなと改めて実感しました。考えてみたら、私が専任で働いていた時の主任もオーストラリアでワーホリしてたし、今働いている日本語学校の先生も台湾に住んでいたことがあると話していました。

海外で働きたいならやっぱり日本語教師っていい職業だということも改めて感じました。海外で仕事をするには仕事先を探さないといけません。日本語教師の資格があれば、働ける学校や企業は探しやすいし、日本に帰国してからも、仕事を探すのもそんなに難しくはないと思いました。


やりたいことに素直に生きること

自分のやりたいことに素直に生きててキラキラしている!

自分のやりたいことに素直に生きるって難しいよね。周りが就職する中で、就職せずに非常勤として非正規で働くとか養成講座に通うとか、海外で働くとか。そんな周りの目を気にせず、日本語教師という仕事を頑張っている姿を見てかっこいいなと思いました。私自身、直感で行動するタイプで、とりあえず行動!っていう感じなので、怖がらずに自分のやりたいことに素直にチャレンジしている人に惹かれます。


私はまだまだ経験も浅いし、知ってることも少ないけど、こんなに温かい言葉をもらえて本当に嬉しいです。私自身、とても楽しくて、ひとりひとりとの時間があっという間に過ぎました。こんなにたくさんの人と話せると思ってなかったし、こんな言葉をかけてもらえるなんても思ってなかったし、心から感謝です。noteを書こうとかも全然考えてなかったけど、思いつきでツイートしたのが想像以上に自分にとって良い経験になったので、他の人にもシェアできたらと思いました。

私自身まだ日本語教師として今後どうやって働いていくかまだ模索中ですが、今回お話しさせていただいたみなさんと一緒に、お互いのベストなワークスタイルを見つけられたらと思っています。

そして、この1on1を進めていく中で、今度はみんなで交流会したい!オフラインで会いたい!という気持ちが日に日に強くなっていきました。いつか実現できたらいいなと思ってます。



コーヒー買って執筆頑張ります!