かもめ食堂を観たらおにぎりが食べたくなった
・・・ゴールデンウィークに映画「かもめ食堂」を観たら、
無性におにぎりが食べたくなって、お米を炊いたおはなし。
■映画「かもめ食堂」を観た
映画「かもめ食堂」は、大学の友人がフィンランド旅行に行き、
Instagramで#かもめ食堂 と投稿した日から
ひそかに気になっていた映画で、やっと見ることができました。
フィンランド旅行に行ったのになんで平仮名の場所なんだ?とただただ不思議だったのです。
映画ってどれも長いじゃないですか。
しかも、家で観るとなると余計に長く感じるんですね。
だから、私はいつも家で映画を観ると決めてから再生ボタン押すまでに
「よし、観るぞ」という気合が必要なんですけど、
映画「かもめ食堂」は、ポスターからして、
そういう気合とか頑張る気持ちを解いてくれる感じでした。
実際に観ても、そうでした。心があったかくなる感じ。
映画の中身は詳しく話さないけど、
その映画を見た途端おにぎり食べたくなったんです。
■私のおにぎりのおはなし
私は母の塩おにぎりが大好きです。それも出来たてのあつあつのが大好き。
我が家は4人家族で、みんな母の料理が大好きです。
休日の昼食で母がおにぎりを拵えてくれるときがあるのですが、
たくさん作るので最初のほうに作ったおにぎりは
当然冷めていってしまいます。
美味しいのは、塩が効いていてとってもあついものです。
だから、にぎっている母の隣で大きく口を開けて待つのが
私と妹の楽しみでした。端から見たら餌もらう雛みたい(笑)
母が作る俵型のおにぎりはどうしても真似できなくて、
私は隣でまん丸くてころころした大きなおにぎりを作っていました。
熱すぎてやけどしそうと言いながらラップで包んだりしていました。
あれからもう何年経ったのかわかりませんが、
ほんとうにほんとうに久しぶりに自分でおにぎりを作りました。
写真のおにぎりです。三角おにぎりにしてみました。
母に写真を送ると、昔作ってくれたまん丸いおにぎり懐かしいね、
と言われて恥ずかしかったです。
具材は、鮭フレークと高菜ちりめんと梅干し。
そしてにぎったその手でほおばるのは塩おにぎり。
やっぱり出来たてがいちばん美味しい。
つい作るのが楽しくて一人分なのにたくさん作ってしまいました。
海苔を巻いて、美味しくて懐かしくてうなりながら頬張りました。
■ひとに作ってもらった料理は美味しい
でも、やっぱり母がつくるおにぎりがいちばん美味しいのです。
映画「かもめ食堂」でも言っていました。
「人に作ってもらったおにぎりのほうが美味しい」、と。
帰省したら作ってもらおうっと。次はいつ帰れるのかしら。
おしまい。
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