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会社員の私がFIREを目指す理由
はじめに
私は今、FIREを目指しています。
現在会社員で、資産形成をしながら副業にも取り組んでいます。
今回の記事では、私がFIREをどう捉え、なぜ目指しているのかについて書いていきます。
1.改めてFIREとは
FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの略です。
経済的な自立を達成して早期に退職することを目的としたライフスタイルです。
当初の定義では、仕事を完全に引退して資産からの収益で生きていく事だったと思っています。
しかし今では、適度に労働するサイドFIREやバリスタFIREなど、色んな類型が出てきている状況です。
個人的には、経済的な自立を達成しても適度に社会と関わっていきたいと思っています。
そうすると、形態としてはサイドFIREになるのかなと思います。
2.私がFIREを目指そうと思った理由
私がFIREを目指そうと思ったのは、色んな理由が積み重なって会社員という働き方に疑問が芽生えたからです。
一つの大きな出来事がきっかけというより、長い時間かけて疑問が段々大きくなっていきました。
そしてFIREというライフスタイルに出会った時、「これを目指したい!」と思ったという感じです。
では、そのきっかけとなったいくつかの疑問について、書いていきたいと思います。
①会社員って、本当に安定してるのか?
私が新卒で入った会社は、当時の言い方で東証1部上場(現在ならプライム)の製造業。
いわゆるJTCでした。
しかし業績が悪く、売上はどんどん下降。
9年ほどかけて3分の1にまで落ち込んでいきました。
その間何度もリストラを繰り返し、お世話になった上司や先輩方がどんどんリストラの対象になったり、自分から転職をしていくのを見届けました。
その時に感じたのは、以下でした。
・会社そのものが安定しているのと、社員の安定は違う
(会社はリストラをすればコスト削減になり、株式市場はそれを評価し株価が上がる=資金調達できるが、リストラされた個人は恩恵がない)
・リストラをして人件費を削り、コスト削減で会社が黒字化したと成果として発表している様子を見て、自分の業務って、何の意味があるのか
・リストラの候補になるのは、成果を数字で評価しやすい営業ばかり。管理部門は評価点を色々な理由で付ける事ができるのが不公平だ
一生懸命働いて、成果を出していたつもりでも、所詮は会社の歯車だったのかという思いを強く感じました。
その後、このままこの環境にいても未来が描けないと思い、転職という決断をしました。
転職をすればそうした疑問も解消できるかと思ったのですが、新たに以下の疑問を生むことになりました。
②転職すれば、会社員としての不満は解消される?
転職先は、IT系。
異業種・異職種へのチャレンジでした。
全く異なる環境であれば、社風や考え方も異なるだろうし、今までの不満は解消されると思ったのです。
確かに、これはある意味では当たっていました。
社風や社内のルールも違うし、仕事内容は全く異なる。
慣れない仕事で戸惑ったり、自分はこんなにも色んな事ができないのかと悩む事もあるけど、乗り越えたら自信や幅に繋がる。
ただ一方で、転職先でも一定の社歴を積むと、新たな疑問が生まれました。
・パワハラや理不尽な対応等は会社が変わってもやっぱり一定数存在する。なら、この理由でこの先転職を繰り返しても同じ結果が待っているのではないか
・転職先は最初は業績も良く、良い意味でおおらかな部分があったが、業績が悪くなると前職で経験したようなコストカットの嵐。これも、会社の違いというより単にその時その会社の勢いを反映してるだけ
・業績が悪い=会社の商品やサービスが世の中のニーズと合っていない。なのに、それを売らないと業績はさらに悪化し、新規投資もできないというパラドックス
そして、これについて根本的な解決方法を考えれば考えるほど、会社のみに収入源を依存する自分の現状を変える必要があるという結論に達しました。
3.自分が目指すFIREの形
では、私はFIREとどう向き合い、どういう状態を作りたいと思っているのか書いていきます。
まだ道半ばなので、実際達成してみたらそれはそれで想定を外すかもしれません。
でも、自分への備忘録の意味も含めて、ここに書いていきたいと思います。
①収入源を多様化し、経済的自立かつ安定した生活状態を作る
私は、FIREの中でもサイドFIREを目指しています。
それは、資産運用含めた収入源を複数用意し、どれかに依存しない形こそが真の安定だと思うからです。
会社員が会社や上司のいう事を無理やり聞かされてストレスがたまるのは、それに従わないと収入源が断たれる恐怖があるから。
もし、収入源が複数あり、いつ辞めても良いけど好きで会社に所属している状態であれば、理不尽な要求や即つっぱねるのではないでしょうか。
FIREの厳密な定義では、資産収入だけで暮らす事となるのですが、それでは暴落局面のストレスは防げません。
よって、複数の収入源を作り、それぞれが傾いても他でカバーできる状態を作りたいと思っています。
②好きな事、やりたい事には収益性を無視して取り組める
例えば、好きな場所で仕事をしたり、趣味にしている事を広めるために、ボランティア的な働き方をする。
などは、やはり経済的な自立があってこそできるもの。
また、嫌いな人間関係やしがらみに囚われた近所づきあい等も理想ではない。
あくまでも自分から率先してやる活動に対して、対価を求めないで取り組む事が、真の意味での「好きを仕事に」だと考えています。
③FIRE後も、資産形成は続ける。バランスを見極める
自分がFIREをするにあたって少し気がかりだったのは、FIREしてしまうと資産を取り崩すだけで、資産を増やせないのではないかという思いでした。
これだと、もし老後等に資金を用意しないといけないと分かっても、どうする事も出来ない。
そうした、「選択肢を狭める」という感覚そのものが、自分にとっての不安要素だと思いました。
なので、収入源を複数化する事の意味はここにもあります。
こうして一定程度資産を増やす事もしながら、適度に資産を活用するという自分なりのバランスを見つけていきたいと思っています。
4.これからのチャレンジ
今回は、自分のFIREに対する思いを書いてみました。
個々に掘り下げたいパートもあるので、それは別の機会にnoteにまとめようと思います。
まだFIREをしていない者として、今の思いをそのまま書いてみました。
いつの日かFIREを達成した後、実際はどうなのか、答え合わせをする日を楽しみにしています。
5.さいごに
ここまでお読み頂きありがとうございます。
現在FIREへのチャレンジとして、Kindleで書籍を出版しています。
宜しければページを覗いて頂けると嬉しいです。
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