[無料記事]「Mr.CREAM SODAの遺言状」について
2009年に
山崎眞行初の自叙伝「宝はいつも足元に」が発売された
2008年に入院をし、緊急手術した体験の独白が
雑誌に載ると今までにない反応があり
それをきっかけに「自叙伝」を制作することが決まった
「自叙伝」と言っても
1から全て山崎眞行が書いたものではありません
「原宿ゴールドラッシュ」の著者・森永博志さんが
インタビューをしてそれを文字起こしして
構成するというカタチでの制作でした
まずはじめる前に山崎眞行は
「自分のことを書くと
事実を伝えようとすればするほど
年寄りの自慢話のようになってしまう
真実は伝えにくい」
と言って
「宝はいつも足元に」では
ただのサクセスストーリーではなく
何十億という資産を手に入れ
世間から成功者と崇められ
いろんな経験をしてきた中で
人からみた成功とか幸せではなく
自分自身が感じる本当の幸せは
そんな大したもんじゃないんだということを
伝えたかったんです
その想いが「宝はいつも足元に」の制作中の
森永さんに上手く伝わらなかった・・・
「何億何十億売り上げたから
成功で幸せかって言ったら
それは違う・・・
それを経験した上で
なにもなかった小さい頃が本当は幸せだったんじゃないか
そして今は、KURO(愛犬)と一緒にいるだけで幸せを感じる
商売の売上も大事だけど
もう何億何十億と売れなくても
好きなものを好きなように創れればいい
そういうことを伝えたいんだけど
どこかで原宿ゴールドラッシュが抜け切れない
森永さん節が入っちゃってる気がするんだよな
原宿ゴールドラッシュの時は
俺もギラギラしてたかもしれないけど
そういうのはもういいんだよ
カッコよく見せる必要はなくて
逆にカッコ悪いぐらいがちょうどいいんだよ」
って製作中によく言ってました
やっぱり「売り物」にするんだったら
売れるように作ってしまうもの・・・
「山あり谷ありでこんなに成功しました」
の方が売れやすいのかもしれない
だけど山崎眞行は
「何気ない日常こそが幸せで
それが宝はいつも足元にある」
というような考えだったので
その想いが森永博志さんに上手く伝わらず
何度訂正を入れてもまだ「核」となるものがないと感じて
それで最後の「エンディング」と「追伸」をこの本の「核」として
山崎眞行と僕とMさんの3人で書き下ろしました
だから「エンディング」の短い文の中には
いろんな想い(KUROのことや今後のCREAM SODAのこと)を
詰め込んだ山崎眞行の本心が入ってるんです
今回は特別にその「エンディング」の下書き(ノーカット版)と
「追伸」の下書き(ノーカット版)も公開いたします!!
2009年の「宝はいつも足元に」を制作をきっかけに
さらに山崎眞行は自身の人生を振り返り始めて
インタビューなどで答えてないようなことだったり
「宝はいつも足元に」で伝え切れなかったことを
自分の言葉で発信したい
そしてそれを遺したいという思いから
2011年に旧CREAM SODAブログで
「裏・原宿ゴールドラッシュ」が誕生しました
このタイトルにしたのも
『森永さんが書いたのが表に出てる「原宿ゴールドラッシュ」
やっぱり俺には「裏」が似合うから
タイトルは「裏・原宿ゴールドラッシュ」で決まりだね』
と少年のような笑顔で嬉しそうに話してくれました!!
「裏・原宿ゴールドラッシュ」を描き始めてから
当時の山崎眞行の体調は絶好調!!
今まで一緒にいろんなものを創ってきたからこそわかるんですが
やっぱり、もともとクリエイティブな人なので
何かを創ってる時が一番楽しそうで
それが元気の源になってるんだなって感じました!!
売れそうなモノを創るんじゃなくて
本当に自分が好きなモノだったら
自信を持って「良いモノ」として
世に送り出せる・・・
だから当時はCREAM SODAもお客が望むような
お客に媚びたようなモノ創りじゃなくて
お客を少し裏切るような
「なにこれ?」って
ワクワク・ドキドキするようなモノ創りをしていて
時には一般的に大外れすることもある・・・
でも自分の好きなモノだから
それでも自信が持てる・・・
以前、山崎眞行がこんなコトを話してました・・・
海外に古着を仕入れに行った時に
従業員たちに当時人気のあったウエスタンブーツを
お土産に買って帰ると約束をしたみたいなんですが
そこでまだ全然知名度もなかったエンジニアブーツをみつけて
山崎眞行は「かっこいい」と思って
従業員たちにそのエンジニアブーツを
お土産に買って帰ったんです
従業員はその知名度のないエンジニアブーツをみて
「ウエスタンブーツが良かった」と不満そうだったみたいです
それから少し時間が経つとエンジニアブーツの人気が出てきて
なかなか手に入りにくくなったら
従業員たちはみんな喜んで
エンジニアブーツを履くようになったらしいです!
古着も最初はそうだったみたいですし
一般的には「流行」「トレンド」が一番良いモノとされますが
世間で「流行」「トレンド」になると
それは誰でも知ってる・持ってるモノになってしまう
それが世間では「良いモノ」とされますが
山崎眞行は真似するのも真似されるのも嫌っていたので
「流行」「トレンド」じゃなくて
自分が好きなモノをチョイスしてたんです
誰もやってないコト
嫌われるようなコト
をするコトで
そのことが注目された時は一番になれる
そこに「付加価値」ができる・・・
なんでもないような「モノ」が
「付加価値」がつくことで
「特別なモノ」になる
それは人生も同じで
なんでもないような「人生」が
「付加価値」をつけることで
「特別な人生」になる
ただ売れそうな商品を作って売るだけじゃなくて
おまけみたいな「付加価値」を大事にする
ただの素人が経営してる飲食店に
「ROCK SHOP」と名付けて
店内を真っ黒に自分たちでペンキを塗り
想像したアメリカ・イギリスの絵を壁に描く
それだけで同じ飲み物でも価値が変わる
ただの古い服に
「古着」と名付けて
「フィフティーズ(50's)」という
サブタイトルをつける
それだけで古い服がオシャレになる
ただの洋服屋の店員が
ロカビリーバンドをやる
それだけで会いに行ける特別なアイドルになる
ただの経営者が
「原宿ゴールドラッシュ」という本の主人公になる
それだけでブランドの価値も変わる・・・
「付加価値」をつけること
それが山崎眞行が大切にしてきた
CREAM SODA STYLEのひとつ・・・
山崎眞行の幼少の頃の想いは
大人になってからも変わらない
それが「生き方」になっていた
大金を手に入れ
ミエミエの成り金スタイルの生活をして
メディアに対しては派手にみせていたが
結局、自分自身が落ち着くのは
小さい頃からずっと理想としてた
「質素な生活」だった
一度好きになったモノを
一生好きでいられることが大切で
自分以外の誰かと比べることはなく
自分の中の自分だけの神様を見つけ
現実の力と見えない力で
常に自分自身が楽しいことを追い求め
自身が体験したコトや夢に見たコトを具現化していった
それは・・・
お店だったり
洋服だったり
小物・雑貨だったり
本だったり
音楽やバンドだったり
映画だったり
いろんなモノを創っていった・・・
その原点はなんだったのか・・・?
ロックショップ怪人二十面相を始めたきっかけから
そこでCAROLがライブしたことなどを
当時の貴重画像とともに語られており
そしてブランドTEMMYEのモデルとなった
本物のティミーの貴重画像まで載せてあります
山崎眞行の人生はラッキーだった!?
生涯の相棒・伴晋作への想い
自分で決めたバロメーターに
自分で決めた神様
エド・ハーディーの話には
当時の貴重なツーショット写真を載せてあります!!
そしてジョン・レノンが来店した時の様子や
ドラゴンカフェをオープンした時の話
CREAM SODAの洋服に付けられていたピスネームの
「UNOE」とは!?
BLACK CATSについてだったり
ヴィヴィアンとの旅行中に
いろんなアイディアが出てきて
シンガポールナイトや原宿クリームソーダを
創るきっかけなどなど・・・・
山崎眞行の想いを詰め込んだのが
「裏・原宿ゴールドラッシュ」
でした
「Mr.CREAM SODAの遺言状」は
その
「裏・原宿ゴールドラッシュ」
の総集編になります
そして今回は特別に
「宝はいつも足元にの」
「エンディング」の下書き(ノーカット版)と
「追伸」の下書き(ノーカット版)も公開いたします!!
さらに「裏・原宿ゴールドラッシュ」として
旧CREAM SODAブログで公開予定だった記事で
今までずっと下書きのまま未公開・未発表になっていた
貴重な記事「裏・原宿ゴールドラッシュ特別編」も公開いたします
ここに記載されている記事は
山崎眞行の晩年を最後の相棒として
一番近くで支えた私だからこそ
公開できる内容となっており
今までも・・・
そして
これからも・・・
ここでしか語られることのない
「Mr.CREAM SODAの遺言状」
永久保存版間違いなし!!
これを読まずして
CREAM SODA STYLEは語れません!!
まだまだ下書きの状態のまま保存されている記事や
手書きのままの記事だったり
貴重画像などがありますので
整理が出来次第、追記していこうと思います!!
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今回は特別に
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また今後につきましても
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