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『ダブリンの鐘つきカビ人間』の感想と考察

「ダブリンの鐘つきカビ人間」全20公演お疲れ様でした!
 
既に記憶から消えてしまった部分もありますが、あの時味わった感動と悲しみ、そして考察をできる限り残したい、そうだブログを書こうとなりました。
 
語彙力がないのでありきたりな言葉で長々と書いてしまったこと、作品まるごと大好きだけどしめ担なのでカビ人間関連が多くなってしまったことはご理解いただきたいです。
 
 
 

〈“愛はいつも間違う”の意味〉


ポスター解禁されたとき謎に思ったのが“愛はいつも間違う”だった。おさえちゃん本当はカビ人間のことが好きなのに反対の言葉しか話せなくてカビ人間が傷ついていく、という意味での“愛はいつも間違う”だと思っていた。しかし、おさえちゃんがカビ人間に心を開いたと当方が感じたのはカビ人間がおさえちゃんの罪を被り自ら捕らえられに行った後、つまりおさえちゃんの病気を知った後であるため、この予想は違った。では“愛はいつも間違う”とはどういった意味なのだろうか。以下は自分なりの解釈である。

・鐘をつくという自分の仕事への愛によって自ら殺されに行ったも同然のカビ人間
・おさえちゃんはカビ人間に生きてほしかった。市民にカビ人間は教会に火をつけていないことを説明したかった。だけど口から出る言葉は心の反対なせいで「殺して!カビ人間を殺して!」と叫んだこと
・金に固執しすぎた神父と市長の自己欲求を満たそうとする気持ち
・町から奇病を追い出したい一心で自分は見てもいないのに、教会に火をつけたのはカビ人間だと言い広めた市民
 
おさえちゃんを演じた六花ちゃんは「カビ人間に対する愛は“Love”ではなく“自分が大切にしなくちゃいけない人、こんなに心が素敵な人が勘違いで殺されていいわけない”という気持ち」だとラジオ(2024.08.02 伊原六花のMBSヤングタウン)でおっしゃっていた。逆にカビ人間がおさえちゃんに対する気持ちは“Love”だったのかはとても気になる。

死ぬ覚悟で最後の鐘つきに向かう際「僕はおさえちゃんのこと、好きだな」って言ってたよね。でも私は“Love”じゃなくて“自分のことを思ってくれる数少ない人、おさえちゃんの幸せを願いたい”っていう感じなのかなぁと思った。どれだけ好きでもカビ人間は触れたものを腐らせちゃうから触れられないし、“Love”の意味の好きだと触れたくなっちゃうから必死にこらえていたのかなとも思ったりもした。
 
「あなたのことはもう覚えてない」

反対の言葉で“一生忘れない”という意味であるけど、これをカビ人間とおさえちゃん(以下カビおさ)だけじゃなくて、真奈美と聡(以下まなさと)も一緒に歌ってたのが本当に良くて涙腺固い人間なのに泣いた。感動して泣くということがほとんどないので涙が出た自分に驚きながら聞き入っていた。舞台後パンフレットを開くと「愛はいつも間違う」の歌詞が書かれていてなぜか安心した。

他にも「四葉のクローバー」「ピクニックに行きたくなるような大雨」の歌詞が書かれていたが三曲だけじゃ足りない。名曲は他にも沢山あったからだ。映像化されたらもう一度聞きたい。
 
様々な人が自分の立場上の“愛”という正義を振りかざしたことで起きた悲劇。そういう意味での“愛はいつも間違う”だったのかもしれない。
 

<カビ人間に“怒り”という感情はない>


当方が苦しいなぁと舞台中歯を食いしばっていた多くは、カビ人間の純粋さが表れている場面だった。

カビ人間は誰とでも別れる時は「またね~!」だった。教会に閉じ込められた時も最初はお遊びだと思い「参ったよ!参ったてば!」だったのにお遊びだとは思えないほど開けてくれなくて発していたのは「ねぇ!ねえってば!」で最後はシュンとなって諦めていた。

ねぇ、カビ人間、自分のことに暴力を振るった人には「もう二度とくるな!」とか「地獄に落ちろ」とか言っていいんだよ。「またね」は「また会おうね」って意味なんだよ。自分のこと教会に閉じ込めた人のこと一生憎んでていいんだよ。そう声をかけたくなるぐらいカビ人間は優しかった。
防護服を身にまとった二人組に殴られた後のカビ人間、体にぱっくり割れた傷が何か所もあって痛々しかった。美術さんの技術本当にすごいと思う。
 
 
♪ここから見える景色は僕だけのもの
病気になる前はただの景色
今はなぜか愛している 心がなぜ
なぜ心が晴れ渡っているんだろう
みんな僕を見て 怖いと言う 僕も鏡を見て 怖いと言う
泣いた 泣いた 毎晩 泣いた 
でも今は心から感謝だってしているんだ
ここから見える景色はみんなのもの
鐘を鳴らして伝えるのさ お昼ご飯はもうすぐだ 
みんなで美味しいご飯を食べよう
 
私がダブリンの歌の中で一番好きだと言っても過言ではない歌である。この歌を聞いた時ポジティブという言葉で片付けたくないぐらいにカビ人間って前向きで心がきれいだなと思った。病気になったことで鐘の場所から見える景色に愛着がわいて、なぜか分からないけど心が晴れ渡っている。泣くぐらい自分の奇病が嫌なのに怒らない。ましてや今は感謝すらしている。
市民が自分のことを避けるのも「なんでだろう…」という疑問になってた。

醜かった心は水晶のような心に、美貌は醜い容姿になる病気。怒りという感情を失くすということも付け加えたい。
 

<ジジイとカビ人間の関係性>


ジジイとカビ人間(以下ジジカビ)のコンビが本当に良かった。ダブリンの町で最初からカビ人間の優しさを理解していて嫌わなかったのはジジイだけである。
ジジイは36歳だったが奇病により見た目も話し言葉もおじいさんになってしまった。
しかし、ジジイの目が見えないのは奇病のせいではなく、元からであった。
 
カビ「あんたは不思議だね。僕を嫌わない。」
ジジ「嫌う理由がない」
カビ「え、そうかなぁ」
ジジ「なんだ、嫌ってほしいのか?どこを嫌ってほしい?」
カビ「どこも嫌ってほしくないよ!あんたは昔からの友達だ。そうだろ?」
ジジ「病気が流行る前はいつも一緒だった」

(一部省略)

カビ「ねぇ、聞いてもいいかな?」
ジジ「答えたくなかったら答えないまでだ」
カビ「どうして目が見えないの?」
ジジ「悪い奴に騙されて偽の薬を飲まされた」
カビ「ねぇ、その悪い奴って僕?」
ジジ「いや、もっと醜い奴だったよ」
 
おさえちゃんカビ人間と話していた後に「あいつはお前のお父さんを…」って神父に言われていたから、ジジイの目を悪くさせたのはカビ人間なはず。
でも悪い奴ほど仲間とか友人を大切にするイメージがあるので、カビ人間はわざとジジイに薬を飲ませたのではなく、別の人に飲ませたかったのに何らかの理由でジジイが飲んでしまった、それをジジイは知っているから病気のせいでどんどん忘れてしまっているカビ人間に本当のことは伝えないのではと思った。“醜い奴”の“醜い”は顔じゃなくて“心”だったのかな。

そしてパンフレットのしめちゃんのインタビュー箇所で気になった部分がある。「家族の不幸などからねじれた心の持ち主になった」という箇所だ。ということは、最初は容姿も心も綺麗だったのでは?たしかに心が綺麗で優しいジジイが、心の醜いカビ人間と仲が良かったということは少し無理があるので、カビ人間の心がきれいな時からジジイと友達なら深い絆があったはず。これが個人的にとてもしっくりきた関係性だけど正解を知りたいので、追加公演ではジジカビのバックグラウンドをもう少し取り入れてほしい(追加公演は決まってないですが…笑)

「ワシは美男子か?」「う~ん…そうでもない!(笑)」も良かった。純粋すぎるカビ人間がおふざけできたのは、やっぱり深い絆があるからなんだね。カビジジのシーンもっと増やしてほしかった(笑)というか、ジジイ人が良すぎるのでジジイという乱暴な名前じゃなくてジイさんとかに改名するべき(笑)
 
 

<老人の家 目玉とジジイの物はどこにあるのか>


ダブリン史上最も後悔しているのが、目玉とジジイのアイテムが見つけられなかったということである。老人(市長)の家の壁にはダブリンの皆さんを象徴するアイテムが飾られていた。

・枯れた花付き帽子(カビ人間)
・公園のような所で立っている青ワンピース少女(おさえちゃん)
・ポーグマホーン(戦士)
・変な人形と妙な笛(神父)
・虫かご(親衛隊長)
・動物の骨×2(小さいのが市長のヤギ、大きいのが中村さん?)
・曲がっている骨(膝小僧)
・木に止まっている鳥(とまり木)
・電球(電池)
・亀の甲羅(ウミガメ)
 
目玉とジジイのアイテムはくまなく探したのに見つけられなかったので、そもそも2人のアイテムはないのではないかと思うようになってしまった。けれど、なぜこの2人だけなのかは見当もつかない。

目玉はあったけどジジイはない説を考えた。ジジイはカビ人間と昔から友達で最初から最後までカビ人間を信じていた人物。つまり市長にとっては厄介者。だからジジイのアイテムは飾らない。カビ人間も嫌っていたけど、カビ人間のおかげで町に奇跡が起きたと言っても過言ではないため、哀悼の意をこめて飾っている。これならまだ百歩譲って納得できる。

だけどやっぱり腑に落ちない。どうあがいたってあのセットをこの目で確認することはできないし、ダブリンに携わった人はお忙しい方ばかりなので、この問題の解説をしてくれる関係者は残念ながらいなさそうである。ダブリンの町に迷い込んだ人に聞きたい。あなたは目玉とジジイのアイテムを見つけられましたか?と。
 

<白い花とジャケットのプレゼント>


おさえちゃんが帽子につけてくれた白い花と、ジジイが雨からカビ人間の傷を守るためにくれたジャケットを最後まで身につけていたのが本当に可愛くて癒された。
たしか初日のおさえちゃんはカビ人間の帽子の左(ステージ奥側)につけていたので、つけた瞬間にはお花が見えなかったけど、それ以降は右(客席側)につけてくれた。初日は「あっ、見えないの残念…」とショックを受けた記憶がかすかにあるので多分あってるはず。

カビ人間とジジイは昔から友達だったから、おさえちゃんが小さい時にカビ人間、ジジイ、おさえちゃんの3人で花を摘んだことがあるかも、だからこそ白い花で出会ったことが嫌だったのかもと思いながら演じたということを六花ちゃん言ってたけど、それ本当だったら苦しすぎる…
 
カビ「四葉のクローバーを、お!さ!が!し!だ!ね!」
おさ(喉に手を当てながら頷く)
 
二人の出会い、どうしてカビ人間はおさえちゃんが四葉のクローバー探していること知ってたんだろう。小さい頃のおさえちゃんと四葉のクローバーも一緒に探したのかな。その記憶かすかに残っているのかな。だから自信満々に四葉のクローバー探してるの?って聞けたのかな。
 
カビ人間は病気にかかる前は美男子でプレゼントも頻繫に貰っていたけど、病気になってから嫌われてプレゼントなんてしばらく貰ってなかったから嬉しくてずっとつけてたのかなと思うと本当に可愛い。カビ人間は大事なものはしまっておくんじゃなくて、大事だからこそ肌身離さず持ち歩くタイプ。カビ人間の性格をまた一つ知れる素敵なポイントだった。
 

<鐘つきの仕事は鐘つきにしか分からないかもね!>


カビ人間の好きな台詞ランキングトップ3に入るぐらいお気に入りの台詞だ。お昼の鐘を聞くと死ぬと診断された市長がカビ人間に鐘をつかないようにお願いする場面で登場する。
 
市長「お昼10分前じゃなくてお昼ちょうどにつくのは?」
カビ「それじゃあみんなの前をお昼が通り過ぎちゃう」
市長「それはどういう事かな?」
カビ「みんなお昼を過ごす準備をするんだ!それがお昼10分前の鐘!」
市長「何だかよく分からないな」
カビ「あっそ!じゃあ考えて!あっ、鐘つきの仕事は鐘つきにしか分からないかもね!」
 
カビ人間これ純粋な気持ちで言ってるのか、それとも少し市長をからかうつもりで言ってるのか、非常に気になる。しめちゃんに解説してほしい。鐘つきの仕事本当に誇りに思ってるし、誰にでもできるわけじゃないと自分で分かっているのが感動した。
「みんながお昼を食べれなくなっちゃう」ということを「みんなの前をお昼が通り過ぎちゃう」と表現したカビちゃん言葉選びが幼い子供みたいで素敵。汚れた世界に生きてる大人じゃ絶対考えつかない発想だよ。

「あっそ!じゃあ考えて!」あまりよく考えもしないで自分に聞いてきた人にこの言葉を返したいなと思ったよ(笑)カビ人間見習わせていただきます(笑)
 

<お昼を告げる歌>


せっかくお昼の鐘の話になったのでこの話にも触れておきたい。お昼の鐘をつく時の台詞をよく聞くと少しずつ違っていてしめちゃんよく覚えられたなと感服した。
 
こ~んにちは~!市民の皆さん!これよりお昼10分前の鐘をつきます!つまりこれから僕が鐘をつけばあと10分でお昼がやってきます!市民の皆さんはお昼を逃さないように!皆さん楽しいお食事を~
 
市民の皆さん!これよりお昼10分前の鐘をつきます!つまりこれから僕が鐘をつけばあと10分でお昼がやってきます!このお昼を逃したら次のお昼までお昼は抜き!市民の皆さんは決してお昼を逃さないように!皆さん10分後には楽しいお食事を~
 
この2パターンが印象に残っている。
 
ただいまお昼の10分前! ただいまお昼の10分前!
つまりお昼が来るまであと10分!
 
という10を強調するバージョンもあった。組み合わせ絶対違う気がするし、メモしきれなかった部分あるので映像化したらぜひ確かめたい(2回目)
 

<戦士とジジイよ幸せになってくれ>


この作品で一番可哀想なのは戦士とジジイだと感じた。少し戦士とジジイ目線で舞台を見たが、本当に耐えきれないぐらい苦しかった。ずっといじめられて嫌われているカビ人間目線で見た方がまだましだった。それぐらい可哀想だった。

ジジイは旧友と愛娘をいっぺんに失い、戦士は愛するフィアンセがいつの間にかカビ人間に好きだと伝えていたからである。ジジイのたった一つの願いは「2人幸せに」だから願いは叶ったけど、でも大事な人を同時に2人も失った悲しみは大きいだろう。
 
自分と結婚するはずであるおさえちゃんを含め市民の奇病を治すためにポーグマホーンを探しに行き、苦労して見つけたポーグマホーンは996人切られていた状態で、神父に何発も打たれても奮闘して999人にしたら急におさえちゃんにポーグマホーンを奪われて、追いかけたら「死んじまえカビ人間!皆がお前を慕い皆がお前を愛する。だけどこの私だけはお前を心から憎む!私だけはお前のことが大嫌いなの!」とカビ人間に叫んでた。おさえちゃんが反対の言葉しか話せないのを知ってる戦士、この時どう思ったんだろう。しかも、戦士はカビ人間の本当の優しさに触れる時間もなかったのにおさえちゃんの様子を見て、親衛隊長がカビ人間に銃を向けた時「もうやめてあげてくれ!」「♪たった一つの願い 誰だって生きるんだ」ってカビ人間のこと守ってくれた。最初おさえちゃんとカビ人間が話していた時「カビ人間の分際でみだりに人に話しかけるな!」「お前に話しかけられて嬉しい奴は一人もいない!」って剣を向けて言ってたのに…
 
本当に戦士のことを愛していたけど、別の男と自分の町の平和のために死んだおさえちゃんを最後お姫様抱っこしてたのが辛かった。だって戦士のたった一つの願い「誰だって生きるんだ」は叶わなかったから。私のたった一つの願いは「戦士とジジイの幸せ」だよ。
 

<まなさとの命を返せ>


あまりにも唐突な小見出しだが老人(市長)に言いたい。
 
「あんたがポーグマホーンでまなさとを殺しても奇跡は起きないよ!」
 
2人のたった一つの願いも「死んじゃだめ」で叶わなかった。ポーグマホーンの発動条件は「千人の血を流すこと」と「“奇跡なんてクソくらえ”と言うこと」なのに老人は二つ目を知らないからいくら殺しても自分は死ねない(二つ目の発動条件は六花ちゃんがラジオで言っていた。元ネタもそうだったらしい。おさえちゃんは“奇跡よ起きて”と思ってるのに反対言葉しか話せないから“奇跡なんてクソくらえ”になったとのこと)

そして市長のたった一つの願いは「永遠の力」それが叶ったから一生生き続けている。一向に死ねないのは全部自分のせいだよ!

なぜか市長に対して喧嘩腰になってしまったが、そもそも市長がいなかったらダブリンの町に起きた悲劇を語ってくれる人物はいないので市長には大変感謝をしている。

「霧の中で手を握ってほしかった」「何度も握ろうとした。でもできなかった」そんな2人がこれからも一緒にいようと誓い合ったのに、一緒に殺されて、でもそれは無駄で、本当にまなさとは一番の被害者なのではないだろうか。
あの世でカビ人間とおさえちゃんと一緒に“固くてカビが生えているパン”じゃなくて“出来たてでふわふわの美味しいパン”を食べてほしい。
 

〈カビ人間の目で魅せる力〉


カビ人間が登場してまず驚いたのは、目の輝きだった。私はアイドル七五三掛龍也の好きなポイントに“目で魅せる力”と挙げるほどしめちゃんの魅力的な目が大好きだ。そしてカビ人間でもそれは同じだった。

本当に町全体から嫌われている人間だとは到底思えないほど目の中に輝きがあった。水分量があったということだが、瞳の奥に自信とか希望といったものが見えた。でもそれは“鐘をつく仕事に誇りを持っていたから”だと改めて思う。自分の仕事に対して誇りを持ちすぎたせいで、おさえちゃんが「みんなあなたから逃げてる武器を捨てて」(みんなあなたを追いかけている武器を持って)と伝えたにも関わらず「僕の仕事は鐘つきだから。この町で鐘つきは僕だけだから」と市民がカビ人間を殺そうとしている中仕事に向かった。

・戦士に剣を向けられながら「カビ人間の分際でみだりに人に話しかけるな!」と言われた後の「でも、僕だって…」の恐れた目
・大好きなおさえちゃんと話している時の幸せそうな目
・おさえちゃんのためにスコップと植木鉢を持って花をすくいあげた時のおさえちゃん気に入るといいなぁの目
・最初からカビ人間はひどい人じゃないと信じてくれていたジジイと話している時のおっとりしている目

4つの場面とも目はウルウルしていたがウルウルの意味が異なっていた。目だけでここまで表現できる俳優 七五三掛龍也すごすぎる。改めてカビ人間がしめちゃんで本当に良かった。
 


まだ書きたいことは沢山あるけど7000字をこえているのでここら辺でやめておきます。

カビ人間に会ってから普段のしめちゃんを見ると「あっ、今日はカビ人間じゃないんだ」となる日々が続いています。毎日カビ脳です。気づいたら「♪生と死を伝える」と歌っていたりお昼の時間になると「♪お昼ご飯はもうすぐだ」と聞こえてきたりします。もしかしたら、ダブリンの金つきカビ人間のことを毎日考えてしまう奇病にかかっているのかもしれない。カビ人間は明日も鐘をつくのかな?お仕事頑張ってね!金つきはカビ人間しかいないよ!

あと、追加公演と映像化してください!今回のダブリンカンパニーの皆さんお忙しい方ばかりで、既に別の作品に取り掛かっている方もいるので追加公演が難しいのであれば映像化してください!映像化が難しいのであればせめてサントラだけでもお願いします。強欲かもしれないけど、そう願っているダブリンファンは多いはず!そして夢を言葉にする大切さはよく知っているのでしつこいほど言います。
 
「ダブリンの鐘つきカビ人間の魅力がもっと多くの人に伝わりますように!」
 
拙い文章でしたが読んでくださりありがとうございました。
 




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