
Photo by
zetsumetsusengyo
今年のベスト映画『夜明けのすべて』
私にとっての今年のベスト映画は
2月に上映が始まった『夜明けのすべて』です。
瀬尾まいこさん原作のパニック障害の男の子とPMSの女の子のお話です。
この映画、控えめに言って最高でした。
観てから数日間、優しい世界の余韻に浸っていました。見終えたあと、凄く優しい気持ちになります。一人で観に行ってよかったです。ずっと浸っていたい。
とにかく北斗くんと萌音ちゃんのやり取りがかわいくて微笑ましかったです。
パニック障害の山添くんとPMSの藤沢さんの辛さが伝わってきます。その二人を優しく見守る会社の人達。プラネタリウムを仕事にしてる設定もよかったです。
恋人同士じゃないけど、助け合える。異性同士が話してるとすぐ恋愛に持っていく人間もいるけど、そうじゃない。そんな関係が存在するんですよね。
困った時に助け合える。
支えることに生きる意味を見出す山添くん。最初はすべてを諦めたような表情をしていましたが終わりごろには笑顔が増えて見てるこちらも嬉しかったです。
色々な賞を獲得して、この映画が色んな人の心を温かくしていると思うと幸せな気持ちになります。
14年前に瀬尾まいこさんの小説に出会い、
チュートリアルの徳井くんと加藤ローサちゃんの映画『天国はまだ遠く』の原作を読んでハマりました。こちらの映画も癒やされます。
瀬尾さんの小説はとにかく嫌な人が出てこない。
そこがいいんです。