見出し画像

ザクロペインターの失敗例

先日初めてご来店のお客様から、
『他の美容室でザクロペインターをしたら色落ちがすごくて2週間くらいタオルが真っ茶色になって大変でした』
って言われました。
僕はなんでそうなったのか瞬間で察しがついたのですが、詳しく聞いてみるとやっぱりそうでした。
ザクロペインターはキューティクルを少し開かせてそこに色素を入れる仕組みのノンジアミンカラーななですが、最後にキューティクルを閉じる作業があります。
この作業をやらないとキューティクルは開きっぱなしになり1度入った色素は外に出てしまいます。
しかも毎日のシャンプーで何日も出続けてしまうのです。
たぶん汗をかいたら洋服も大変なことになると思います。
どうやら前に行った美容室ではこのキューティクルを閉じる作業をやらなかったようで、2週間もの間色素が出続けてしまっていたようです。
もちろん白髪は染まるわけがありません。
美容師はちゃんと理論を理解して正確な技術をやらないとこんなことになってしまうのです。
パーマでも縮毛矯正でも同じように2剤がありますが、必要だから2剤があるのです。
普通のカラーには無いことなので見落としてしまっていたのかもしれません。
でも基礎中の基礎です。
お客様はわからないので美容師がちゃんとしないといけないお話でした。

ホームページ、ご予約
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000649144/


いいなと思ったら応援しよう!

crea芦田武栄
宜しければ応援お願いします!いただいたチップはすべて活動費に使わせていただきます!