1人の美容師が仕上げまで担当する価値
creaの芦田です。
僕がプライベートサロンをやりたいと思った理由の1つに、
『お客様を1人で、最後まで担当したい』
というのがありました。
1人で担当するには効率のことを考えるとデメリットではありますが、それよりも自分が思い描いている仕上がりまでのプロセスを自分だけで行うことにより、納得の技術ができ、結果としてお客様に喜んでいただけると確信しています。
技術的なことで少し詳しく説明すると、2人で薬剤の塗布をすると多少の塗布量の差やコーミングの違いがでできます。
もちろん最後に担当美容師がチェックをすれば問題ないのかもしれませんが、縮毛矯正などの薬剤となると塗り始めの場所や塗布量は結果に大きな違いがでてきます。どの程度薬剤が反応しているかを見極めながら塗布しますので単に早ければいいというものではないのです。正直、ここをミスると取り返しのつかないことにもなりますので僕は1人で見極めながら塗布したいのです。
もう1つはプライベートサロンですので、お客様としては1人の時間や空間となるわけです。
これは贅沢な自分だけの時間や空間となりますので、価値観次第ではありますが有意義に過ごせるのではないでしょうか。
僕はプライベートの時間はゆっくりしたいタイプなので、1人でカフェタイムやショッピングをすることに満足できます。逆に混雑していたり大勢での行動はあまり好きではありません。
僕みたいなタイプですと美容室は沢山のスタッフがいる所と少人数や1人だと後者がいいわけです。
そんな価値観のお客様なら1人美容室の技術と自分の時間の価値がわかっていただけるのではないでしょうか。
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