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育休中に読んだ本〜vol.2〜

育休がいよいよ終わる

久しぶりの投稿になってしまいました。早いもので5月の末。
保育園入園問題でいろいろとあり、引っ越しを経てようやく落ち着いてきました。想定より会社への復帰が少し後ろ倒しになっていますが、そろそろ復職です。
それなりに頑張って本を読んでいたのですが、アウトプットするまでの時間が思うようにとれなかったので直近読んだ本を忘れないうちにメモしようと思います。

ブランディングの基礎

マーケティングとブランディングは意外とごちゃまぜにされることが多いですが、この本ではしっかりとその2つの違いについて記載されています。
UXの勉強をするとつい顧客のニーズだけを考えがちになってしまいますが、企業としてどういった顧客にどんなアプローチ方法でブランディングを確立していくかを考えていくか、二軸の目で俯瞰して見られるようになり、マーケティングもブランディングも既にわかっているという方にも整理する意味合いで良書だと思いました。

組織サバイバルの教科書 韓非子

以前にも読んでいた本ですが、改めて読み返して忘れていたことや今だからこそ納得することなど多く、結局読み直しました。
またここには載せていませんが、合わせて「論語」も読み直しました。
儒教に基づく日本人「らしい」組織での立ちふるまい方の良し悪しと対比しながら韓非の教えをわかりやすい解釈でまとめてあり何度読んでも面白いです。キングダムにハマっている方ならば、歴史背景も既に理解しているのでどうしてこのような考え方に至ったのかもすっと腹落ちして読めるかと思います。半沢直樹の続編がスタートするというニュースを本日目にしましたが、この本を読んだあとに見ると人間の本質って秦の時代から変わらないんだなとか、記載されていることと重複することが多く描写されるんじゃないかなとか思ってしまいます。
どれも名言で好きなのですが、特に印象的なのは

およそ説の難きは、説く所の心を知り我が説を以ってこれにあつべきにあり

どういうことなのだ?と思った方は読むべし。
デザイナーが人の懐に入って説得するときも結局こういうことだよねと思いました。

コンサルティングの作法

これは大学の経営特攻(税理士の先生の授業)で使った本。
中小企業診断士として事業を見つめるノウハウが書かれているのですが、中小企業診断士としてのコンサルってそれなりの大きさの会社のチームに当てはめてみても使える知識が多く、経営戦略を考える上で大事なことが詰め込まれています。会社の新規事業を考える上でもPMがこれらの知識を持っておくと企画〜財務会計、しいては法律周りまで包括的に何に注意しなければいけないのか(どういったことを考え、どういった人員や計画が必要なのか)なんてところも見えてくるので良いのではないかなと思います。
この授業を受けて、中小企業診断士面白そう!と素直に思いました。WEBデザイナーとしての技量には直接関係ないかもしれないですがプロジェクトを遂行する上では読んでおいて損はない1冊だと思います。

デザイン系の本についてはまた別にまとめようと思います。


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