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【Davinci Resolve 17】入門編:Fusionページの使い方#13-5|合成の基礎:Transformツール、Resolve FXなどで映像を加工する
こんにちは。いつもお越しくださる方も、初めての方もご訪問ありがとうございます。
今回はDavinci Resolve 17 #13:合成の基礎(Fusionページ):Transformツール、Resolve FXなどで映像を加工する方法についてまとめます。素材として【Davinci Resolve & ATEM チュートリアルビデオ集】様の動画を使わせていただきます。
長時間の動画になりますので、分割して一つの記事に対して紹介する操作方法は少なめにしたいと思います。
目次
1 はじめに
2 ツールを追加する
3 ツールの適用範囲をシェイプツールで限定する
4 Mergeツールで2つの映像を合成する
5 Transformツール、Resolve FXなどで映像を加工する
6 Text+ツールでテキストを追加する
7 キーフレーム・アニメーションで文字を明滅させる
8 Modifierを使ってツールとツールを連動させる
#13:合成の基礎
Transformツール、Resolve FXなどで映像を加工する
① 素材のサイズと変形ツール(※Transformツール)
メディアを合成すると素材本来の標準サイズで合成されます。
自分の意図したようなサイズには残念ながらなっていません。このため、変形ツール(※Transformツール)を使って適切なサイズに変える必要があります。
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② Transformツール
変形ツールを挿入して、インスペクタ(※Inspector)のサイズ(※Size)でサイズを変更します。
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ツールバーにはノードの基本的なツールしか置かれていません。より専門的なツールを使う場合はエフェクト(※エフェクトライブラリ、Effects)からツールを持ってくる必要があります。エフェクトには250ツールほどが用意されています。
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③ ブラーツール(※Blurツール)のデフォーカスツール(※Deforcusツール)
ブラーをかけるにはブラーツールの中から個別のツールを選択します。ここではブラー(※Blur)のデフォーカスツール(※Deforcusツール)を選択し、変形ツールの後ろにおきます。
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初期設定だと白い文字や記号がつぶれてしまっているので、インスペクタのブームレベル(※Bloom level)を下げ、デフォーカスのサイズ(※Deforcus size)を微調整します。
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④ OpenFXのブラー(プリズム)と走査線
これまでエディットページなどでも紹介してきましたOpenFXはFusionページでも使用することができます。
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OpenFX スタイライズからブラー(プリズム)追加すると、RGBをずらしたブラーがかかります。
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同じくスタイライズから走査線を加えると昔のブラウン管のようなエフェクトをかけることができます。また走査線の数を変更することで、質感を変更することができます。
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⑤ ノードの移動・コピー
ノードをツリーから外すにはShiftを押しながらドラッグ&ドロップします。ノードを自由に出し入れすることができるため、ノードの順番を自由に入れ替えることができます。
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挿入したい場合も同じくShiftを押しながらドラッグ&ドロップします。
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コピーしたいノードをCtrl + C、加えたいノードの前にあるノードでCtrl + Vでコピー&ペーストすることができます。
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▶#12:音声編集の基礎
▼#13:合成の基礎
1 はじめに
2 ツールを追加する
3 ツールの適用範囲をシェイプツールで限定する
4 Mergeツールで2つの映像を合成する
5 Transformツール、Resolve FXなどで映像を加工する
6 Text+ツールでテキストを追加する
7 キーフレーム・アニメーションで文字を明滅させる
8 Modifierを使ってツールとツールを連動させる
▶#14:ファイルの書き出し
最後に
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