歴史の大局と新時代の指針(国家150年の計)
「志」を立てるときに、
学んでおいて欲しいことがある。
それは世界の動きと日本の国柄だ。
世界の動きを知らないと
志に広さが生まれないし、
日本の国柄が分からないと、
志に深さというものが起こらない。
広さと深さを学び、
己の原点や天分に従い、
人生をかけて惜しくない
【本氣の志】を立てよ!
日本の国家目標:新日本創成論(国家150年の計)
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21世紀は東西文明の交代期。
西洋の機械的特徴を
東洋の精神的活力で調和させ
東西両文明の長所が綜合された
「新共生文明」を創造し、
地球と人類の進化
=「修理固成」を導き出すのが、
我が国の神代以来の大使命である。
混迷する日本を変え、
行き詰まった世界を建て直すため
文明転換期を生き抜くための理念を確立し、
指導者としての器量を磨き、
日本と世界の生成発展に寄与する
義士人物を輩出する事を目指す。
→ 明治維新以来150年間溜まった
「5つの歪み」を正す「国是三綱領」
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1「欧米中心主義という歪み」
→「共生文明の創造」東西文明の長所を統合した新しい世界
2「欲望民主主義という歪み」
→「高徳国家の建設」意識レベルを上げて生き易い世の中へ
3「膨張資本主義という歪み」
→「公益経済の確立」公益によって豊かさの偏らない社会を
4「東京一極集中という歪み」
→ 「多極分散」政都と皇都、地方分権(水系・藩・クニ等を考慮)
5「部分対立思想という歪み」
→「綜合學問」全体観・中心・陽陰・循環
明治維新以来の欧米化によって、
日本人が日本らしさを失って久しい。
個人中心、人間中心、物質中心・・・
これらが近現代思想の根本的誤謬である。
「個人中心」に行き過ぎて、
先祖と自分がつながらない、
自分と子孫もつながらない。
「人間中心」に行き過ぎて、
自然や環境、動植物など、
人間以外の存在とつながらない。
「物質中心」に行き過ぎて、
心の働きが軽視され、
物質と精神がつながらない。
今だけ、金だけ、自分だけ
明治維新以降、こうして
日本人の意識がバラバラになってしまった…
これをもとに戻せるのだろうか、
戻すには考え方をどう切り替えたらいいのか。
もういい加減に、日本人が本来持っている
「人物の大きさ」を取り戻すときではないか。
そのために外してならない心得が、
「経世」「慈悲」「共生」だろう。
「経世」は世代を超えた連続性のことで、
生き方や在り方の縦糸の長さを養う時間軸となる。
「慈悲」は人に喜ばれ、人を助けることであり
自分という人間性の幅が大きくなっていく。
「共生」は、人間ばかりでなく、
あらゆる命や自然との関係性を広げる理念となる。
「経世」「慈悲」「共生」「高徳」「公益」の
思想軸を体現するモデル作りが喫緊の課題だ。
さぁ、問題は誰がやるか⁉️
ばらばらに点在した我々を
一箇所に吸い寄せた
「不可能な大事業」こそが
力を重ねて取り組むべき課題なのでは…
この時代の必然を
運命と呼ばずなんと呼ぼうか。
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