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SideM銚子電鉄コラボに行ってきました

総武本線沿線出身なので、大きな観光キャンペーンが決まった時から行きたいなあと思っていました。馴染みのある土地と好きなジャンルがコラボするなんて幸運はきっと滅多にないことでしょうから。一方で、身近な場所だけに観光できるようなもの…何かあったっけ……?という思いもありました。
行ってみたらめちゃくちゃ楽しかった。時刻表や回りたいスポットを全く調べずに行ったせいで回れなかったところが多く、もう一度行きたいと思ったくらい。コラボがなければ魅力に気付くことはなかったかもしれず、とても感謝しています。

1. 「しおさい」乗車

銚子へは輝の車内放送が聞ける特急「しおさい」に乗って向かいました。慣れない早起きのために電車に揺られていると眠気が襲ってきますが、車内放送を聞くために乗ったので寝てしまうわけにもイヤホンをしてゲームなどするわけにもいきません。通り過ぎる駅に住んでいる顔も名前もはっきり覚えていない親戚のことなどに思いを馳せながら、車窓の外を流れていく田畑をぼんやり眺めていました。

車内放送は予想よりかっちりしていてとても良かった。「実在性」と言われていた訳が分かりました。次は私の生まれた駅の名前も呼んで欲しいなあ。本当に何もないところだけど。

2. 銚子駅

銚子駅を降りると、駅前に並んだ冬馬と輝のパネルにコラボに来た!という実感が湧きます。
駅前の商店街が水色と白を基調にしていて、海辺の町らしくて可愛かったです。海風を感じて旅の気分に浸りながら一往復。
しかしここですぐに銚子電鉄に乗り継がなかったために早くも1時間を無為に過ごすことに…。

3. 銚子電鉄乗車〜犬吠駅

1時間後の銚子電鉄に乗り、まずはコラボのメインスポット犬吠駅へ向かうことにしました。
電車に乗り込むと、一面に張り巡らされた四コマや窓のコラボポスターに気分が盛り上がります。
イラストの背景にもなっているレトロな雰囲気が可愛い車両ですが、もうすぐ運行終了してしまうとのことで今行ってよかったです。
ここでも冬馬の声を心待ちにしながら車内放送に耳を澄ませます。通常の車内放送も各駅の見どころを紹介してくれる楽しいもので、聞き飽きることがありませんでした。

各駅の駅舎も個性豊かで楽しいです。犬吠駅は白い壁に描かれたカラフルな絵がお洒落でした。

犬吠駅の冬馬パネル。おそらくSideMのことを知らないだろう男性の方が目をとめて「315、で最高かー」と笑ってくれていて嬉しかったです

アイマスポータルにチェックインして名刺を貰います。散々名前を間違えられてきた冬馬ですが、ここでもスタンダードな名刺の輝と違い乗車券風の表記になっていてくすりとします。ついに地名になってしまった…。

4. 犬吠埼灯台

犬吠駅から5分ほど歩いて灯台に向かいます。当日は天候に恵まれなかったのですが、晴れていたら途中の犬吠埼テラステラスで海を眺めながらご飯を食べるのも良い雰囲気になりそうです。
灯台の下にある白い郵便ポストは、郵便を投函すると恋や幸福が叶うそうです。ロマンチックで素敵ですね。

白いレンガ造りの灯台を上っていきます。階段は四コマにあった通り九十九段。狭い螺旋階段を九十九段上るのは平衡感覚が狂って思ったより大変です。これを上りきった直後に元気にお喋りできるJupiter、流石アイドル…!
灯台の上からは海が見渡せます。南国の海とは違う、デニムなんかを思わせる少しくすんだネイビーブルーの海。風を全身に受けて髪が持ち上げられるのが気持ちいい。思えばこんな風にすぐにでも下りて行けそうなほど近くで海を見たのは随分久しぶりかもしれません。
景色の他にも資料室で灯台の歴史や使われているレンガのお話を読んだり霧笛の音を聞いたりして灯台を満喫しました。
地球の丸く見える丘展望館にも行きたかったのですが、ここまでゆっくりし過ぎてもし迷ったら飯沼観音に行けなくなる、という時間だったため今回は断念。灯台の展示ももっとじっくり読みたかったし、お昼に着いてからの半日では全然時間が足りないなあと思いました。

思ったより文章が長くなってしまったのでここで一度区切ります。次回、飯沼観音の感想を書いていく予定です。

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