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休眠預金草の根支援助成2021 活動紹介                                              私たち社会を地域で支えあうネットワーク強化事業(三重県鈴鹿市)

中部圏地域創造ファンドは休眠預金草の根支援助成2021を通じて、4コンソーシアムの活動を支援させていただきました。その活動の1つ「私たち社会を地域で支えあうネットワーク強化事業」についての経過をお伝えします。

コンソーシアムは幹事団体と複数の現場団体で構成され、幹事団体は、コンソーシアムのとりまとめ、庶務の統括、進捗等会議の運営、新規支援地域の開拓などを担い、現場団体は支援活動を実践します。なお、4コンソーシアムの幹事団体は、現場団体も兼ねています。

■幹事団体 NPO法人愛伝舎
■現場団体 一般社団法人家庭教育研究センターFACE
      NPO法人shining
      いさやまワイワイハウス
      のびのびっこサークル

外国人保護者への子育て講座

背景・課題

新型コロナの感染の長期化で、多くの人が疲弊しました。生活困窮する外国人住民、不登校の子ども、不安定な生活基盤で暮らしている人が増え、人のつながりが制限されたことで、不安を感じる人も増えました。

ようやく社会活動は通常に戻りつつありますが、経済的な課題だけでなく、心の不調を訴える子どもは国籍に関係なく増え、保護者も不安を抱えています。そうした人たちを「地域社会で支えあう」ための土台作りを進めようと、外国人、一人親家庭、不登校、発達障がいなど、様々な課題を抱える子どもの支援をしている団体がコンソーシアムを組みました。団体が連携することで、支援の幅が広がるとともに、自治体関係者等との連携も進みつつあります。

専門家による子どもの発達と心の相談会

活動内容・成果

■赤ちゃんカフェ
 ー 開催回数:33回 参加人数 日本人:600組  外国人:104組 赤ちゃん:1,029 人
■乳幼児と親子の居場所づくり    ー 実施回数:16回 参加人数:41人
■ 「聴く」ワーク(保護者の語り場) ー 開催回数:22回 参加人数:79人
■保護者ケアミーティング       ー 開催回数:3回 参加人数:19人
■不登校児の居場所づくり     ー 実施回数:265回 参加人数:1,925人
■専門家による外国人の子どもの発達相談会 
                  ー 開催回数:14回 参加人数 : 80人
■合同相談会 開催回数:1回            ー 参加人数 : 30人
■行政等への報告会          ー 開催回数:1回 参加人数:25 人

*成果数値は2022年5月~2023年9月

【活動地域】三重県鈴鹿市
【助成期間】2022年5月~2025年2月
【助成額】26,250,000円(3年間)

不登校の子どもたちの居場所づくり

短期・中長期目標

■母親の安心感が増える
■子どもたちの自己肯定感が高まる
■子育て支援を重視する社会の仕組みが構築される
■子育て支援の協力者を増やす
■専門家による適切な支援が提供される
■行政と連携した包括的支援体制を構築します
■市民のチームから社会のチームへと発展することを目指します
■地域の産業界との連携を推進します
■高齢者も子育て支援に参加する地域を形成します

今後の展開

■行政に対して定期的に活動報告を行い、建設的な事業連携を検討します
■鈴鹿市のネットワークモデルを三重県内の他市にも発信し、広域展開を
 目指します

https://www.instagram.com/nobinobikko_/


中部圏地域創造ファンドが助成した団体一覧です↓

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