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クレイジータンクが理想とするデカフェコーヒーの味わい-堀口珈琲店-


デカフェ抽出師という企画をツイッター中心に始めてから、毎日何杯ものデカフェコーヒーを抽出して飲んでいます…。どんなに忙しくても1日2杯は抽出実験をします。

が、しかし、抽出するたびに、ある問いが心の中を支配するようになりました。それは


クレイジータンクらしいデカフェコーヒーは何味?


いや、何味?と聞かれてもコーヒー味、となるのですが、コーヒーには色々な"味わい"が存在します。

苦味、甘み、酸っぱさ、時にはフルーティさやお惣菜のような味わいすら感じることがあります。

さらに"苦味"1つとっても、上品な苦味から強烈な苦味、爽やかな苦味など、例えると無限にある種類の苦味を追求することになります(焙煎士は味を他の食べ物で例える力が求められることもあると聞きます)。

で、あれば、目標とするような「”味わい”探しだ!」となりました。


コーヒー巡りの旅の始まり


さて、どこのコーヒーがクレイジータンクが求める”味わい”なのか。味に関してはデカフェコーヒーに限らず、カフェインの入った普通のコーヒーも参考にしながら、飲み歩きの旅が何日も続きました。

星乃珈琲店、モリバコーヒー、スターバックス、ドトール、コメダ珈琲店、カフエマメヒコ、珈琲家あのころ、時にかさ、OBUSCURA、猿田彦珈琲、LIGHT UP COFFEE.........

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モリバコーヒー

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OBUSCURA

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星乃珈琲店

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時にかさ

などなど、1日に数件飲み歩きながら、クレイジータンクが理想とする味を追い求める日もありました。

そして、ついに、ついに出会ってしまったのです!!


「まいったな」と声が漏れ出す美味しさとの出会い


そのコーヒーを提供していたのは、堀口珈琲さんでした。

堀口珈琲 HORIGUCHI COFFEE


狛江店と世田谷店どちらにも伺ったのですが、どちらのお店も変わらず美味しい...。

コーヒーを飲んだら「なるほど」が口癖のメンバーからも、「まいったな」と声が漏れるほどの美味しさで、ケーキとのセットを定員さんが選定してくれるサービスもまた乙。

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味の種類は10種類以上あるので、ここで味の表現は避けますが、一度ぜひ足を運んでもらいたいと強くお勧めできます!

しかし...ここで生まれる矛盾にお気づきでしょうか...。


デカフェでカフェイン入りのコーヒー味わいを目指す矛盾


そう、クレイジータンクはデカフェコーヒーに特化すると宣言したのです。今回、堀口珈琲さんで飲んだコーヒーはカフェイン入りのコーヒーだったのです。

デカフェコーヒーは、コーヒー豆からカフェインを抜く時に、多くの成分が抜けてしまうと聞いたことあり、それは事実だそうです。そしてカフェイン入りのコーヒー本来の深みや味わいを出すことが難しいとされてきました。しかし...

本当にそうなのでしょうか。

誰か実験をやりましたか?

やり切りましたか?

クレイジータンクは難しいとされる壁が高ければ高いほど、自分たちの前に立ち塞がれば塞がるほどワクワクし、その常識の壁を乗り越えるのではなく、ぶち壊そうとする組織です(笑)

失礼しました、少し熱くなってしまいました。


なので、クレイジータンクが目指すデカフェコーヒーの味わいは、堀口珈琲店さんのカフェイン入りの美味しいコーヒー味レベルです!

具体的には

・コーヒー豆を収穫したばかりのような豆本来の甘さ

・焙煎して焦げた苦味ではなく、豆にしっかり火が通った時の苦味

・豊かな食事をした時のような満足感が得られる深み

・いつ、誰と、どこで、飲むか


さて、その味を目指して実験を開始します。


CRAZYTANK research station 研究員一同

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