クレイジータンク通信vol.214 『シンギュラリティの未来予測が現実を帯びるフェーズに -人間の価値のために何をするのか-』
クレイジータンク通信vol.214
日本列島を縦断するのではと言われている台風10号の影響が心配ですが、8月も最終週ですね。9月に向け、子どもも大人もバタバタと気持ちが忙しなくなる時期かと思いますが、安全第一でお過ごしください。
さて、今週の通信では、先日クレイジータンク内でも共有されたYouTube動画を紹介しながら、「フェーズが変わった」と思わされるAIロボットの進化をもとに、これからの人間の生き方について、改めて考えてみたいと思います。
ぜひご一読ください。
シンギュラリティの未来予測が現実を帯びるフェーズに -人間の価値のために何をするのか-
クレイジータンクでは、代表の竹鼻が、テクノロジーや人工知能の研究をはじめた18年以上前より「いつかAIが人間を超え、人間はやることがなくなる」という未来、シンギュラリティを迎えるだろうという予測を立てており、その予測がクレイジータンク社を設立後も、常に会社の経営方針の根幹にあります。
竹鼻は、18年以上前より、そういった話をしては伝えた相手から怒りを向けられることも多くあったと言いますが、最新のこちらの動画を見ると、「かなりフェーズが変わる段階に来た」と思わざるを得ない段階に入っていることがわかるかと思います。
人工知能・AIに対しては、2022年のchatGPT登場以降、確かにすごい、可能性を感じる、という方は多くいたかと思います。
中には、すでに仕事を奪われていると感じる方もいるかもしれませんが、それでもまだ「AIは人間を超えられない部分がある」という感覚は、多くの人が持っていたはずです。
しかし、その【段階】が次にのフェーズに入った、と体感するのがまさにこの動画でした。
この動画に登場するAIロボットは、いわゆるロボティクスの技術と現段階で認識されているAI技術によって作られたロボットではなく、仮想空間(バーチャル)内で約4100体のAIロボットを人間と同様に2万世代分進化させ(これをたった5時間で…)、その「脳みそ」部分を、仮想空間→現実空間へと転送する技術を生み出して、作られたロボットです。この仮想→現実への転送、というのはこれまで開発されていなかった技術です。
それにより、この動画に登場するAIロボットは、すでに人間の反射神経などと同じような動き方を習得しました。
これまでのロボットは、光センサー他で空間や障害物を認識したり、行動パターンを覚え込ませたりする必要があり、あくまで人間の指示系統によって動いていました。
しかしこちらのAIロボットは、自ら動き回りながら、障害、たとえば階段があることをセンサーなどで反応していなくても難なくその段差に対応してみたり、転んだとしても自ら受け身をとったり、リカバリーしてみたり、という人間のような柔軟、臨機応変な動きをするところまで進化しているのです。
この進化は、今あらゆる場所で実用化している人間の管理下によって使われるロボットとは全く違う世界を創り出す存在になるはずで、竹鼻が予測したシンギュラリティの世界にかなり近づくステージに入ったということを社内でも共有したのがこの2週間でした。
この通信を読んでくださっている方に、恐怖を煽るのではなく、真っ直ぐお伝えさせていただきたいのは、
「人間にとって、「生きる」状態が大きく変わることは間違いない」
ということです。そして、その事態は、人間の誰かの手によってコントロールされる間も無く、あっという間に社会に浸透してしまう危険性があるということです。
クレイジータンクはその未来に向けて、準備をしています。が、もちろんまだ十分とは言えません。
ただ、準備していることや方向性は間違っていない、と信じながら進めています。以下の対策は一部ですが、
など、竹鼻が18年以上かけてさまざまな事業や研究を続けながら辿り着いてきているいくつかの手法を、これまでもこの通信内で紹介してきました。そして私たちは今、協業企業様や信頼してくれる方々とともにこれらを進めています。
間に合うかはわかりませんが、それでも今から始め、急ぎながらも確実に進めないといけないと考えています。
どの業界、どの業種、どの地域にいようが、AIロボットの爆発的な進化の前には私たち人間は太刀打ちできないと思います。ですが、今からでも出来ることを進めていく中にしか希望はないと考えています。
もし、同じような悩みを持ちながら、具体的に何をしたら良いかと考えている企業ご担当者様がいらっしゃれば、一度、クレイジータンクと議論をすることから始めてみるのはいかがでしょうか。
大切なことは、仲間を増やしながら、みんなでなんとかしていく、という気持ちを持ち、具体的に行動することだと考えています。