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【所感:道をひらく】年の瀬

P HPが出版しているベストセラーとなっている書籍「道をひらく」を読んで、所感を投稿しています。「道をひらく」は短いエッセイがまとめられたものになっているので、1つ1つのエッセイは手軽に読めます。短い文章の中に、人生の本質が詰まっていて、読むたびに発見や気づきがある素晴らしい書籍です。

2023年10月18日(月)本日の文章 「年の瀬」
※出所:道をひらく※

年の始めがあれば年の終わりがあるのはあたりまえで、だからいまさらになってバタバタあわてる必要もないのだが、やっぱり年の暮れになってみると、あれもこれもとウロウロする。一年365日の最後のしめくくりをつけておきたいと思うのであろう。
人間、生まれたときがあれば死ぬときがあるのはあたりまえで、だから死が近づいたとていまさらあわてる必はむりやりにでも越せるが、生命(いのち)の瀬はそんな具合にはゆかない。
年の瀬は、これを超してしまえば年の始めがある。しかし、生命(いのち)の瀬はそれでおしまい。まことに融通のきかない話である。
しかし融通がきかないからこそ、人はまた真剣にもなるのであって、融通無碍もいいが、融通のきかないことにもまた一得がある。
人はさまざま。事はさまざま。いろいろと気苦労なことであるが、人生の最後には融通のきかない一線があることを知って、つねひごろから心がけをよくしたいもの。
こんなことはわかりきったことだが、わかりきったことだけに、何度も自分に言い聞かせたいものである。

<所感>
・仕事を引退する時までにどのような成果を残したいかを具体的に考えることが大事だと思った。

・思い出した言葉
 ①「豚は死んだら肉を残す、虎は死んだら皮を残す、人は死んだら名を残す」

→自分は人々、社会において「どのように憶えられたいか?」

②「今日が人生最後の日だとしたら、今日の予定を本当にやりたいと思うか?」 →この質問にN Oと言う日が続くなら、生活・仕事を見直したほうがいい。

③「人生は長いマラソンなようなものだと思うな。人生はあっという間、短距離走だと思え」

④「人は1年でできることを過大評価しずぎる。逆に、10年でできることを過小評価しすぎる」
→人生を懸けてやりたいことを見つける努力をした方が良いと改めて思いました。


・人生には終わりがあることは誰でも知っていますが、それを意識するタイミングはなかなか日常にはありません。
一時期、自分の人生の残り時間を見える化させ、意識するツールとして「100年カレンダー」というものを使ったことがあります。
人生には限りがあるということが実感できます。

・人生100年時代と言われるようになりましたが、大事なのは長く生きることだけではなく、「生きている間をどう過ごすか?」だと思いました。

・生きていく上で、大事にしている価値観、優先順位を決めることも大事だと思います。
 【健康】【家族】【恋人】【友人】【仕事】【趣味】【お金】【知名度】・・・・自分が何を大切にしているか、何を一番大事なものを手に入れるため、守るために、まずは自分の価値観を知ることに向き合う必要がありますね。改めて、自分も考えようと思いました。

・「人は何者にもなれる、いつからでも」
・「なりたいものになれるのは、なろうとしたものだけ」
・「人生は自分の思った通りになる。思い通りにならないと思う人がいたら、それはそれで、その人の思った通りになっているので、結局人生は思い通りになる」
・「思考は現実化する」

いつ死んでもいいように、後悔しないように、今日も精一杯生きましょう。