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男鹿山塊・三依山
2025年2月1日(土)晴 ソロ
2024-2025、この冬は雪が多く、毎週雪山に入っている。所属する山岳会ではこの日、山スキーに行く人が多く(私はスキーができない。。)、暇だったので誰もいない薮山でラッセルトレをして、温泉旅行を楽しむことにした。
特急リバティ会津に乗り、中三依温泉駅で下車。当然、私しか降りない。駅のベンチで装備を整え、9:42出発。装備といえば、手足の装備はこの冬でだいぶ進化した。手はサージカル手袋をインナー下に着用することで汗で手袋を凍らせて冷えることがなくなった。足元はいろいろ試行錯誤した結果、ネオプレーンソックスをインナーにしてその上から厚手のソックスを履くことで指先の冷えがなくなった。話が逸れたが、駅から20分ほど歩いて三依山の西尾根末端に到着。
無数の鹿トレースを追いながら高度を上げていく。薮山でいつも思うのは、鹿さんはルーファイが上手。下部はピンクテープが多数あったが、鉄塔の巡視路を示すものと思われ、鉄塔を過ぎるとそれもなくなる。
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斜度はたいしたことないが薮山なので眺望も無く、単調な尾根のアップダウンがひたすら続く。途中、鹿さんが鳴きながら跳ねている姿を何度も見る。Co900を過ぎると膝下まで足が潜り歩行が困難になったのでスノーシューに履き替える。Co980付近で北に長く伸びる枝尾根に出合う。地形図を見る限り斜度も緩やかで、この尾根を使えば駅に向かってショートカットできそうだが、今日は素直に西尾根をピストンする。そこから長くダラダラした登りが続く。薮山は眺望がなく単調なので気が滅入る。
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1198Pを過ぎてしばらく歩くと三依山手前、最後の急登が始まり、この日初めてスノーシューのヒールリフトを上げる。帰りの電車の時間は中三依温泉駅16:15発、現在時刻は13:10、遅くとも13:45までにはピークに立ちたい。体調は万全だったので、黙々と登り続けると、13:30意外とあっさりピークに到着。
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軽く休憩して、下山。登りは3.5hだったが、下りは1.5hで取り付きまで戻った。ラッセルトレのつもりだったが、あまり斜度がなかったのでそんなには鍛えられなかったかな。下山後は川治湯元にとっていた旅館で温泉と食事を満喫した。
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山行実施日:2025年2月1日(土) 晴れ
メンバー:S木(ソロ)
山域:男鹿山塊
山行形態:積雪期登山
コースタイム:
中三依温泉駅(9:08-9:42)- 三依山西尾根末端(10:06)- 1198P(13:00)- 三依山ピーク(13:30-13:38)- 三依山西尾根末端(15:06-15:15)- 中三依温泉駅(15:40)
地形図:五十里湖