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【写真】僕のカメラ遍歴(FOVEON編)
僕がFOVEONを知ることになったのはカメラ仲間が、ある日、東京駅での撮影会のときにDP2merrillを持って撮影していたのを見たときからである。あとで撮った写真を見せてもらうと、僕がEOS5D mark3で撮った写真よりも高精細に撮れていたのである。その衝撃を受けてからFOVEONはすごいなと思いつつ過ごしていた。CP+などではシグマのコーナーでsd Quattro Hなどを触りながらも、いやこんなバッテリー持たなそうな、バカでかくてシグマのレンズしか使えない、撮りにくそうなカメラ使うのは変態だろうという偏見を抱きながら過ごしていた。安倍吉俊著の「飛びこめ!!沼」などを熟読しつつも、やはりどうしても購入するまでには至らなかったのである。そして結婚してから妻に何となく、FOVEONってセンサーのカメラがあってね、それは光の三原色ごとの別々のセンサーで撮るからベイヤー配列のセンサーと違って偽色がでなくて云云かんぬんと、語っていると、それはいいねとやにわにメルカリでDP1merrillをポチったのである。僕があれだけ悩んでいて買おうか買わないかでくすぶっていたのに、それを小一時間もせずにポチる行動力に感服した。半分は僕も出すよと二人で共同購入という形になったのである。そしてその後は当然のようにDP2merrillを購入した。結婚指輪は買わなかったけど、まるで結婚カメラだねと話しながら、近所にあるシグマの本社前で記念撮影をした。何してるんだか。そして最後にDP3merrillを購入して現在に至るのである。DP1merrillとDP2merrillとDP3merrillの三台をメリル三兄弟と勝手に呼んでいる。最近は一番望遠よりのDP3merrillで撮ることが多い。現像をするともうなにものにもまねできないだろうというくらいの写真が撮れてしまう。
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FOVEONについて妻曰く「新しい目を手に入れたような感覚になる」のだという。とても細かいところまで見える、見えてしまうので、顕微鏡的な感覚にも似ている。解像度だけでは収まらない、何とも言えないリアリティを感じることができる写真が撮れるのだ。いずれ出るかもしれないフルフレームFOVEON(FFF)が登場したあかつきには、間違いなく購入してしまうだろうと思う。