ENUNUモデルのつくりかた(2021年6月版)
2021-07-05追記: CUDA無しの環境では学習がうまく行きません。原因調査中です。
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この記事の情報は古いので、
2022年1月版をご覧ください。
ENUNUモデルの作り方(2022年1月版)
https://note.com/crazy_utau/n/nab91090c80b7
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Git for Windows をインストール
64bit版をダウンロードしてインストールしてください。https://gitforwindows.org/
CUDAをインストール(任意)
NVIDIA 性の GPU を使用している場合は CUDA を使えるようにしておくと良いです。ただし、後ほど PyTorch をインストールするときのバージョンに気を付けてください。
Visual C++ v142 をインストール
必要なので入れる。(これ忘れがちなので気を付けてください。)
https://www.kkaneko.jp/tools/win/buildtool.html
Python 3.8 をインストール
Windows 用インストーラーをダウンロードしてインストールしてください。インストール画面に表示される Add Python to path に必ずチェックを入れてください。Python 3.9 以降は執筆時点では PyTorch が未対応なので学習に使えません。
https://www.python.org/downloads/windows/
ENUNU Training Kit をインストール(執筆途中)
下記リンクからダウンロードして、install.bat をダブルクリック実行してください。CUDA環境がある場合は、install.bat の代わりにinstall_for_CUDA102.bat または install_for_CUDA111.bat をダブルクリックしてください。
https://github.com/oatsu-gh/enunu_training_kit/releases/latest
歌唱データベースをセット
フォルダ train\sinigng_database に学習させたい歌唱データベースをまるごとコピーしてください。WAVファイル(16bit / 44.1kHz)、USTファイル、LABファイル が必須です。
学習実行
train フォルダで 右クリックして Git Bash Here を選択してください。
表示された黒い画面に次のコマンドを入力して、学習を実行します。
エラーが出たら歌唱データベースを修正してください。
rm -rf data
bash run.sh --stage 0 --stop_stage 6
モデル配布準備
make_it_for_release .py をダブルクリック実行すると、release フォルダに配布用に整理されたフォルダ「unnamed_---」ができます。好きなフォルダ名に変更してください。
名前を変更したフォルダに releasecharacter.txt、readme.txt、install.txt、空oto.oini を整備したら、モデル配布準備完了です。
おしまい