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ストックホルム-スウェーデン料理⑧:TRADITION-

ガムラスタン(Gamla Stan)内ストックホルム宮殿のすぐ横にある「TRADITION」さんに伺ってきました。以前訪問した下記の「Stockholm Gästabud」さんの数件横にあります。

外観

ガムラスタンの中でも綺麗で高級そうなマンションの一階部分にお店があります。

メニュー表紙
コースメニュー

ディナーメニューはコース or アラカルトどちらからも選ぶことができます。コースメニューは2種類でClassicsとTraditionがあります。店名にもなっているTraditionを注文。

ちなみに複数人で来た際、一部の人だけコース、他の人はアラカルトといった頼み方も可能です。

パン

パンは2種類出てきました。ブラウンのパンはほんのり甘みがあって美味しい。

フライドポテトとキャビア

前菜1品目はフライドポテトのキャビア添えです。「Lilla Ego」さんでも同じメニューができました。

サワークリームの酸味とキャビアがマッチして美味しいです。ただし、ポテトのさくっと感まで含めると個人的にはLilla Egoさんの方が好きです。

トナカイ肉の燻製

前菜2品目はトナカイ肉の燻製です。
こちらは抜群に美味しく今日一番のお皿でした。

ジビエ特有の臭みは全くない一方で、お肉の本来の力強い味がします。触感はプリプリでまったく筋張っているところはありませんでした。付け合わせのベリーとクリームと一緒に食べると甘みと酸味がより一層お肉の味を引き立てます。

メインは牛のフィレ肉

こちらも美味しいのですが先ほどのトナカイの燻製の後だったため、若干見劣りしてしまいます(繰り返しますが、こちらもきちんと美味しいです)。

食べ応えのあるお肉で噛めば噛むほど肉汁が出てきて口の中いっぱいにお肉の味が広がります。ステーキが好きな方は先ほどのトナカイ肉よりもこちらの方が好みかもしれません。

付け合わせのポテトは外カリッカリ中ホクホクで美味しいです。量がかなりあるのでだいぶお腹いっぱいになりました。

ルバーブクランブルのアングレーズ添え

デザートは正直あまり好みではなかったです。
酸味と甘みの中にちょっとエグみが残っていたのとルバーブの筋っぽさが残っており、好みのわかれそうな味でした。

日曜の夜だったにも関わらず店内は非常に込み合っており、次から次に新しいお客さんが入ってきていました。忙しいが故か、若干不愛想な店員さんも見かけられたのが玉に瑕ですが、お店の雰囲気・料理の味は非常に良かったです。

ミートボールなどもあったため、ガムラスタン観光のあとにスウェーデン料理を食べるお店の候補の1つとしておすすめします。

ご馳走様でした。


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