ストックホルム-スウェーデン料理編⑤:Lilla Ego-
ヴァーサスタン(Vasastan)にある「Lilla Ego」さんに伺ってきました。
ミシュランの料理人たちも研究のために訪れるほどに美味しいにもかかわらず、リーズナブルな値段ということで超人気のお店です。週末は1か月先でも予約が埋まってることも多く、今回何とか席を確保できたため大変楽しみです。
当日キッチンにはスウェーデンの料理ショーにも出ているスターシェフがいたようです(自分は番組を見たことがないためわかりませんでした。)。
外のテラス席は屋根裏にたくさんヒーターがついているため暖かそうでした。店内は間接照明でお洒落な雰囲気のため、友人と爽やかに食べるならテラス席・デートなら店内といった使い分けもありかもしれません。店内
のカウンター席はキッチンも見れるため、デートのような方が多いように見えました。
メニューは写真のもの以外にカウンター上の黒板にその日のおすすめが書かれています。また、紙のメニューも頻繁に変わるようで何度来ても飽きないと一緒に行った友人が言っていました。
前菜はホワイトアスパラガス、メインはビーフを注文しました。
加えてフライドポテトのキャビア添えをテーブルで頼みました。
アミューズとしてパンが出てきました!
上に置いてある細かくしたチーズとナッツを付けて食べるのですが、絶妙な塩加減で美味しい。はじめのうちに付けすぎてしまったため、最後の方足りなくなってしまいました。美味しいからもっと量があると嬉しい。
前菜1品目はフライドポテトのキャビア添え。ますのキャビアといわゆるキャビアのチョウザメのキャビアの両方を頼んでテーブルでシェアしました。
平たいフライドポテトにキャビアを載せて、2枚目の写真のサワークリームと合わせていただきます。ポテトのカリカリ感とキャビアのつぶつぶ感とサワークリームの酸味が合わさって間違いなく美味しいですが、驚くほどの感動はありませんでした。
前菜2品目のホワイトアスパラガス。この日1番のお皿でした。
とても太く身がしっかりしているにも関わらず柔らかくすっと歯が通ります。柚子ピクルスになっていますが、ホワイトアスパラガス自身がもつ甘みをきちんと感じられて本当に美味しい。メインのお肉の代わりに出てきても満足できそうです。
メインの子牛。フォアグラと合わせていただきます。想像通りめちゃくちゃ美味しい。口に入れた瞬間溶け出すフォアグラの濃厚さとトリュフの豊潤な香りが最高です。お肉もやわらかいけども食べ応えがあり噛むほどにうまみが出てきます。結構ポーションがあったのですがあっという間に食べ切ってしまいました。
デザートは冷たいプリンの上にマカダミアナッツを載せその上に暖かいクリームをかけたもの。店員さんに大きなスプーンで3つの層全部一辺に口に入れてくださいと念押しされました。
プリンとクリームのなめらかさとナッツのゴリゴリ感がマッチして美味しい。甘さも控えめで食後でもすいすい食べられました。
店員さんも必要な時はすぐに気づいて下さり、それでいて固すぎず食事を楽しんでくださいといったフレンドリーな感じで大変良かったです。
頑張ってまた予約を取って伺います。ご馳走様でした。