創造的過疎というコンセプトが素敵すぎた神山町への旅
みなさんこんにちは、「いろえんぴつ」です。充実であふれる世界をつくるためにnoteを書いています。「できっこないをやらくちゃ」を合言葉に挑戦し、進化していきたいと思っています。この記事が「あなたの人生は泣けるほど素晴らしい」そんな当たり前のことに気づくきっかけになればいいなと思っています。今日は、「奇跡の田舎 神山町」について書きたいと思います。
神山町との出会い
私が「神山町」と出会ったのは、未来の学校づくりプロジェクトがきっかけだ。その名も「神山まるごと高専」テクノロジーとアートと起業で人間の未来を変える学校である。詳しくはこちら⇩
創造的過疎って何?行ってみたい!
神山町はこれまでもさまざまなメディアで取り上げられ、未来のまちづくりのモデルとなっている。奇跡の田舎と称され、今もなお視察する人がたえないようだ。とにかくネット上の情報だけでは空気感はわからないので、「創造的過疎」という言葉に出会った瞬間から行きたいスイッチが発火していた。ようやくチャンスが訪れたので「人との出会い・つながり」を意識して神山町へと出発した。
まちの空気感をつくる「やったらええんちゃう?」
神山町に到着して最初に感じたこと「めっちゃ田舎」
創造的過疎というコンセプトをもとに未来をつくるまちづくりをしている
多分この情報を知らずにきていたら「めっちゃ田舎」ただそれだけだと思う。
しかし、旅で出会う人と語る中で本当に魅力的な町だということが分かってきた。
そして、まちで出会う人が口を揃えていうのは「やったらええんちゃう?」
食べ物がなかったら作ったらええやん。
泊まるとこがなかったら作ったらええやん。
人がいなかったら呼んだらええやん。
仕事がなかったら創ったらええやん。
とにかく「やったらええやん」という空気感があふれていることが分かった。
地産地食という考え方
神山に着いたら必ず行きたい場所の一つが「かま屋」さんだった。フードハブプロジェクトの一環として運営されている食堂である。
フードハブプロジェクトとは、「地産地食」を軸に、地域で育てて、地域で一緒に食べることで、関係性を豊かにし、神山の農業と食文化を次の世代につないで行くことを目的とした活動である。コンセプトが素敵すぎるのはもちろん、ランチもめちゃくちゃ美味しかった。
ゲストハウスでの出会い
宿泊施設はいくつかあったが「出会い」を意識した旅だったので「ゲストハウス」を予約した。moja houseというゲストハウスに決めた。まず、素敵だったのがゲストハウスオーナーのmojaさん。もともと千葉県出身で東京で仕事をされていたが、3.11の大震災で東京での暮らしの脆さや時間の有限性を感じて、青年海外協力隊としてバングラデシュへ渡る。バングラデシュでは、地域に根ざして人とのつながりをつくる活動を続けたそう。バングラデシュで「神山」のことを知り、帰国後に地域おこし協力隊として神山へ来られた。ここまでの話を聞きながら「すげー」しか言葉がなかった自分が恥ずかしい。とにかく「つながり」と「直感」で行動する最高の人だった。ゲストハウスを作ったのは2019年。コロナ禍では、毎日の営業に絶望しながらオンライン宿泊というチャレンジも行っていた。今は裏山を開拓しながら「フルーツの楽園」をつくるのが楽しいとめっちゃ笑顔で語っていた。神山に行く際は、必ず帰ってきたい場所だった。
moja houseでは、何組かの宿泊客と出会うことができた。みんなすごかった。みんなおもしろかった。これまでの人生やこれからの人生、人生観を変えた出来事、教育の未来について、みんな夜中まで語った。初めて会った人ばっかりだったけど、心が踊る本当に最高の時間だった。1年間山に篭って自給自足のニートとして暮らし、今は探求プロジェクトの講師をしている方の生き方とか本当に最高だった。
みんな本音で生きていた。
みんなやりたいことをやっていた。
みんな教育に真剣だった。
そして、みんなめちゃくちゃ行動していた。
最高に刺激的な時間だった。
そして、自分の中で大事にしたいキーワードが決まった。
「きらめき」「選択」「つながり」
教えることを追求する中で大事にしたいキーワード
これからの人生の中で大切にしたいキーワード
人が人を呼ぶまちづくり
今回の旅で一番感じたのは神山町の魅力は「人」であるということ。
「やったらええんちゃう?」の空気感をつくっているのも人
チャレンジしている人も応援している人も
みんなかっこいい
神山の一番の観光地は「人」だということ
そんな素敵なまちだった
たくさんの人と出会い、語り、自分と向き合うことができた旅
旅の最後は出会う人たちが超絶おすすめしてくれた「雨乞いの滝」へ
自然の力・雄大さ・溢れ出す感覚
そんなことを感じることができた場だった
私はこれから未来を作っていく
自分の本音で生きていく
やりたいことを選択できる
たくさんの人とつながり、たくさんの情報とつながり
そして自然ともつながっている
そんなことを感じることができた旅
明日からも素敵な挑戦を続けたいと決意した
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