CRAZYのぎゃぎゃぎゃ 1話目
自分の人生や価値観、生い立ちをざっと1つの投稿で書こうと思ったのですが
やめます。漫画家の経験を活かして連載形式を採用する事にしました笑
投稿頻度は低めですが一番私を知って頂けると思いますので是非、お付き合いの程よろしくお願い致します。(自分という人間を見つめ直す為にも)
では連載第1話、始まるよ!
CRAZYのぎゃぎゃぎゃ 1話目
さて、私についてどこから話せば良いか考えた時、話さねばならない事があります。
それは両親の事!私が産まれる前のCRAZYな話。
私は両親が17歳の時の子供。
当時、高校生の両親。
意を決して互いの両親へ報告しに向かったそうです。
先ずは母の両親へのあいさつ。
母「子供が出来ました。産ませてください」
父「しっかり責任は取ります」
頭を下げる母と父。
と母の父は近くにあったビール瓶を振りかざし
「堕ろせ!」と大声を上げたそうです。
そりゃそうです。愛娘がいきなり若くみすぼらしい男を連れてくるだけでも嫌なのに子供なんて承諾できるわけありません。ですが母は
「誰がなんと言おうと絶対に産む」
睨みつけて言い放ったそうです。
母の父「…だったら出て行け!」
母「出ていく」
母の母「…」父「…」
その後、父の両親の所へ。
父の父「もしも産むのなら勘当だ」
父「…」
1989年の出来事です。
まだまだデキ婚や授かり婚なんてなかなか認めてもらえない時代だったようです。
途方に暮れ公園で佇んでいると
母の母が迎えに来て「もう一度しっかり話しなさい」
また、母の実家へ。
母の父「本当に産みたいのか」
頷く母。
母の父「お前は面倒をみれるのか」
頷く父。
母の父「しょうがないな」
母「ありがとう」
父「あと…勘当されました」
母の父「ええ!?…わ、わかった。ここに住め」
父「ありがとうございます」
半年後、父と父の父は和解し父の実家で暮らす事になったそうです。
(なんかややこしい文…笑)
こうしてなんとか私は産まれる事になりました。ぎゃぎゃぎゃ!
父「お前が産まれた日は雨。俺は傘も差さずに自転車で病院に
向かったんだけどその途中、なんか泣いた」
父へ。
趣味人で少し不甲斐ない人ですが
私はあなたの元に産まれる事が出来てよかった。
母「あの時は大変だった。私もウブで若かったからね」
母へ。
感情的で頑固な人ですが
私はあなたの元に産まれる事ができてよかった。
続く!
余談。
因みに父は高校を卒業しているが母は高校中退している。
私が産まれた時、両親は結婚できていない。(男性が結婚できる年齢は18歳から)
役所には未婚で私の出生届を提出している。その後、父が18歳になり結婚。つまり!
一時期、戸籍上、私には父親がいない!
更に父は私を養子として迎えた事になっていたのです!
知った時は驚きました。
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