会えば、君を好きになることはわかってた。

遠く微かに 光る記憶
掴もうとして 淡く消えた
変わらぬ日々に 吹き込んだ風
ためらいもなく 心 奪われ

追いかけて
迷い込んだ道の先に
小さな花 見つけて
微笑む君がいた

会えば、
君を好きになることは
わかってたよ
それが どんなに
せつなくて 苦しい恋でも

惹かれずにはいられない
君の名を
魂が
愛おしむように 刻むように
叫んでいるから

雫に揺れる 窓際の木々
繰り返された 螺旋模様
鳴り止まぬ雨 差し出した傘
泣いていたから 放り投げて

君の手を握りしめて
走り出せば
雲の隙間 光が射し込み
虹になる

会えば、
君を好きになることは
わかってたよ
それが どんなに
せつなくて 苦しい恋でも

求めずにはいられない
君の姿 探してる
離れないように 繋ぐように
抱きしめたいから

大丈夫
僕が いつも どんな時も
そばにいるよ
君と共に歩いてゆくから

会えば、
君を好きになることは
わかってたよ
それが どんなに
せつなくて 苦しい恋でも

惹かれずにはいられない
君の名を
魂が
愛おしむように 刻むように
叫んでいるから

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