【この映画は死ぬ前に観たくない#2】
前回は、「米Yahoo!「死ぬ前に見たい映画100」」なのに、この映画は死ぬ前に観たくないというパターンでしたが、今回もその続きです。
サンセット大通り
観る前はてっきり、サンセット通りとかいうお洒落な通りで繰り広げられる、素敵な話かと思っていました。(知識ゼロ)それが、タイトル通りの、”サンセット=(人生の)日没”的な感じだったとは。。。
主人公は、元サイレント映画の大物女優。
引っ張りだこで、みんなに必要とされていたのでしょう。それが、年齢の問題なのか、映画がサイレントでなくなったからなのか、最近は誰にも全く相手にされず。
しかし、過去の栄光を忘れることができず、そのために自分を騙して、周りを必死に巻き込んで、もう観ていて辛くなる。。。しかも、最後には絶対に超えてはいけない一線を超えてしまう。
自分は決して、スターという生き方をしていきてはいないけど、それでも「自分の人生の主人公は、自分だ」と言えるくらいには、お陰さまで生きてこられています。
でも、それって周りの人が自分を必要としてくれているからなのかなぁ。もし、誰も自分のことを必要としていなくても、自分が自分を必要として生きていけるかなぁ。そんなことも考えさせられました。
やっぱり、人に必要とされるから自分が見えてくることってありますよね。こういう思いに駆られる時、いつも思い出す言葉があります。
フルーツバスケット
「他者の中に自分の生きる意味を見出したい」「必要とされたい」…自分のために頑張ることはとっても素敵な事。でも誰かに必要とされて認められることってすっごく嬉しいことですよね。人は一人では生きていけない、だからこそ助け合っていく。そんな中で、自分を必要としてくれている唯一無二の何かで会えたらそれは倖せな事だって私は思います。
出典:https://nyankichi114.com/anime-comic-game/hurubameigen/
少女漫画なのですが、本当に読むと毎回泣いてしまいます。
私のバイブル的な漫画です。
サンセット通りのように、周りから賞賛され続けないと、自分を認めることができないのはつらすぎる。しかし、誰にも頼らず自分独りで生きていくには、人生は大変なことが多すぎる。
周りから必要とされ・逆に自分も周りを必要としながら、平凡でもいいので、自分の人生を生ききっていきたいですね。そして、やっぱり、私にとっては、人生の最後に観る映画は、笑って・笑って・苦しくなるくらい笑って観ていられる映画が一番です。
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