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「記事クオリティが格段に上がる日本語技術・実践編」に参加

お久しぶりです、こすめです。
最後の更新が8月31日…。約4ヵ月ぶりのnoteです。

昨日1月18日、ライターマガジンさん主催の「記事クオリティが格段に上がる日本語技術・実践編」に参加しました。

講師は大手新聞社で記者として活躍され、その後webニュースを立ち上げ編集長を務めている猪狩さん。

勉強になることが多く、気付けばノート2ページ分メモをとっていました!日本語って奥深い。
こちらでアウトプットしていきます。

***

日本語の語順の原則

①長い修飾語が先→意味がわかりやすくなる
②節→句が先
●そもそも「節」「句」とは?
・「句」は2つ以上の言葉が1つのまとまりになっているもの。
・「節」がどういう意味なのかわからなかったので検索しました。

せつ【節】
主語と述語じゅつごをそなえた1つのまとまりが,文の一部となっているもの。
たとえば「父の言ったことは正しい」「キリンは首の長い動物だ」などの文の下線部のこと。この文で「父の言ったことは」は主語になる部分なので主語節せつ,「首の長い」は連体修飾節れんたいしゅうしょくせつという。◇複文ふくぶんは文の1つの成分せいぶんが節せつでできている文である。

引用:学研キッズネット

③大状況から小状況に

・豊かな潤いを
・初夏の雨が    →  与えた
・もえる若葉に

◎初夏の雨がもえる若葉に豊かな潤いを与えた。
→大きな画面からだんだんズームアップしていくイメージ

推敲しているときや文章を読んでいてわかりにくいな?と思ったときは、語順の原則をあてはめてみる!


読点「、」の打ち方

読点は雰囲気や息継ぎで打つのではなく、文章の構造上から必要なときに使う!

〈例〉先生は、泥まみれになって、逃げだした子供を、追いかけた。
これだと泥まみれになったのは誰なのかわからない。

①先生は泥まみれになって、逃げだした子供を追いかけた。→泥まみれになったのは先生

②先生は、泥まみれになって逃げだした子供を追いかけた。→泥まみれになったのは子供

読点の位置で意味が変わってくる!

読点の打ち方の原則

①長い修飾語が2つ以上あるとき、その境界に打つ→思考の細小単位で打つ
②語順が逆になったときに打つ→強調したいときに使う


文章の構成

①大状況から小状況へ
文章になっても同様。
社会情勢など一般的に言われていることから説明し、少しずつ詳細に入って行く。徐々に解像度をあげていく。

②係りと受け
日本語は受けが重要。
前で語っている内容をきちんと受けているか。

③リード文
本文の内容の予告とポイントを提示。

④見出し
本文の言葉から取ることが原則。
小見出しとの言葉かぶりに注意。


インタビューについて

①準備
著書やインタビューがあれば目を通しておく。
たくさんある場合はせめて直近のものはチェックしておく。
プロフィールやSNSを確認し、アイスブレイクのきっかけを探す。

②アイスブレイク
挨拶のあとはインタビューの趣旨や予定時間、チェックの有無、掲載時期などの確認。
お互いの共通点や相手の近況など軽く雑談することも大事。
時間がない場合もなるべく行った方がいい!

③取材
事前に質問項目を考えるがただ順番に質問せず、臨機応変に!
この話はあまり話したくないのかな?この話はたくさん話してくれるから掘り下げてみようとか、インタビュー中に相手の反応をみながら聞いていく。
相手の呼吸に合わせて質問していく。


参考図書


セミナーを受けた感想

ライターをしているのに修飾語?節?句?とはてなマークでいっぱいでした。猪狩さんがおすすめされていた書籍を読んで勉強します。

読点についてはまさに間違いパターンの音読みして息継ぎする部分に打っていました…!
クライアントさんに読点の位置を注意されたこともあるので、打ち方や原則を意識していきます。

また、インタビューライターに興味がありやってみたいと思っているので、今回お話を聞けて嬉しかったです!
実際に取材の流れを聞いて解像度があがりました。
想像しているより難しいんだろうけど、お話を聞いてさらにやってみたいなと思いました。

客観的な視点をもって独りよがりにならない、わかりやすく読みやすい文章を意識して日々取り組んでいきたいです。


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