ふと、この先どれだけ一緒にいられるだろうと考え始めて、意外と少ないんじゃないかと思って。
そう考えると切なくて寂しくなって。 
寝息をたてている夫を握る手にギュッと力をこめた、ある眠れない夜のこと。

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