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風景にカムイを視ているのかもしれない。というお話。
ややや!こんばんにちは!みなさん、お元気ですか?
わたしは昨日からまた喘息がでてつらたんです。
さて、今回のお話は私がポツンとしている木や森の中で一本だけ注目、目が止まってしまう木があるのはなんでなのかに、一つの答えが見えた気がしたので、それをつらつらと書いていこうと思います。
わたしは山で仕事をしているのですが、仕事をしている時、休憩している時、移動している時にふと目が止まる孤立した木や曲がった木、腐った木、枯れてる木、色や種類が一つだけ違う木によく目が止まります。
また、わたしはよく木を擬人化して風景を見ていたりタイトルを決めたりするんですが、なんでなんだろうねって言われたこともあります。
それに仕事の時にわたしは木を切るのですが、切る前に「おまえさんはどこに倒れたいんだい」などと話しかけたりします。
わたしも無意識に行なっていることなので、なんでなのかなぁと考えていたら、一つ至ったことがありまして
「風景の中にカムイを視ているのかもしれない」
カムイとは、アイヌ文化における神様のことです。
アイヌの人たちは、自然のあらゆるものに神が宿ると考えています。
アイヌの人たちは、カムイを人間よりも優れた力を持つ存在と捉え、畏敬の念を抱いていました。例えば、太陽、月、火、水、大地、動植物など、自然界のあらゆるものがカムイとされています。カムイは人間に恵みを与えることもあれば、怒らせると災いをもたらすこともあります。そのため、アイヌの人々は儀式や祈りを通じてカムイに敬意を示し、良好な関係を保とうとしましたそうです。
カムイは本来「霊的な存在」ですが、この世に降りる際には動物や物の姿を借りると考えられています。例えば、クマ(キムンカムイ)やフクロウ(コタンコロカムイ)などはカムイの代表的な姿だそうです。
このことから、もしかしたらわたしの目が止まる木には「カムイ」が宿っているのかもしれないなーと考えました。
わたしが感じたカムイの気配。それを写真に収めるという行為も面白いなぁと思ったりしたので、その視点と考えを持って写真を撮ってみようかなぁと思います。
そんな感じで今日はここまで
また会う日まで生きてろよー!