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ハイグリーン肥料の特徴と価格と購入方法について紹介

最近、園芸愛好家の間で話題となっている「ハイグリーン」という肥料をご存知でしょうか?この記事では、ハイグリーンの特長や価格について詳しく解説していきます。

1. ハイグリーン肥料の特長

ハイグリーンは、園芸初心者やプランター菜園愛好者にも非常におすすめの肥料です。簡単にパラパラと撒くだけで、トマトやキュウリ、ぶどうなどの果物や野菜が豊富に実をつけることができます。特にバラに対する効果は絶大で、元気な真っ赤な新芽が出て、花の数や色も一気に増加し、鮮やかになると言われています。

さらに、お米の栽培にも効果があります。おいしいお米は、マグネシウムを多く含み、タンパク質やカリウムの含量が比較的低いことが知られています。ハイグリーンは、マグネシウムと微量要素をバランス良く含んでいるため、これを使用して栽培したお米は、タンパク質の含量が低下し、マグネシウムの含量が増加し、食味が向上するとされています。

また、ハイグリーンには、マグネシウム、コロイドケイ酸、マンガン、ホウ素、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、コバルトなどの成分が含まれており、これらの微量要素が植物の成長をサポートします。

2. ハイグリーンの価格と購入方法

ハイグリーンは、ホームセンターや園芸店では取り扱っていないため、専門の販売店やオンラインショップでの購入が必要です。価格は、1kgあたり480円(税込)となっており、非常にリーズナブルです。また、業務用として15kgの大容量も販売されています。量が多いと感じる方には、微量要素混合肥料ABM 3kg入りもおすすめです。

ハイグリーンの使用に関しては、水溶性の苦土(マグネシウム)を多量に含むため、主として苦土を補給する目的で使用されます。バラの場合、多少多めでも特に害は見られませんが、水溶性であるため、濃度が急激に上がるとクロロシス症状が出ることがあります。

3. ハイグリーンの正しい使い方

ハイグリーンは、特にバラの栽培において、シュートの出現やクロロシスの治療といった効果は期待できません。しかし、水溶性の苦土(マグネシウム)を多量に含む肥料として、苦土の補給を主目的として使用されます。バラにおいては、苦土を多めに与えても害はないとされていますが、水溶性であるため、度を超えるとクロロシス症状が出ることがあります。

施肥に関しては、土壌のECやCEC、肥料の性質によって異なります。肥料は、動物に与える「餌」ではなく「塩」として捉えることが重要です。過度な施肥は、根の細胞膜の浸透圧を乱し、水揚げが悪くなるなどの障害を引き起こす可能性があります。

4. ハイグリーンと他の肥料との比較

ハイグリーンは、特に苦土を多く含む点で他の肥料と差別化されています。例えば、苦土が1%の肥料を使用する場合、ハイグリーンを追加することで、苦土の含有率を3.2%まで上げることができます。これにより、植物の生育において、葉の色が少し濃くなるなどの効果が期待できます。

しかし、実際にバラの生育に大きな違いが出るかというと、ほとんど変わらないとされています。そのため、ハイグリーンを使用する際は、他の肥料との組み合わせや、適切な施肥量を考慮することが重要です。

最後に、ハイグリーンは多くの植物に対して効果的な肥料であることは間違いありません。しかし、正しい知識と使い方を持って、最適な栽培環境を作り出すことが大切です。これからも、植物との関わりを深めるための情報をお届けしていきますので、お楽しみに!

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