肥料の新定番!「スーパーロング413」を試してみました!
近年、多肉植物の愛好家の間で話題となっている「スーパーロング413」。多くのプロの生産者や愛好家が使用しているというこの肥料、実際のところどれほどの効果があるのでしょうか。私もこの流れに乗り遅れるわけにはいかないと思い、実際に使用してみました。その結果を今回のブログでシェアします。
1. スーパーロング413とは?
スーパーロング413は、その名の通り、413という数字に特徴が隠されています。具体的には、この肥料1袋の中に入っている成分比率を示しているのです。窒素1.4kg、リンサン1.1kg、カリ1.3kgの割合で、これが413を形成しています。特に、窒素とカリはそれぞれ葉や根に効果的な成分として知られており、多肉植物にとっては大変ありがたいバランスとなっています。
また、この肥料は「220」という数字も持っています。これは、土壌の温度が25度のときに、肥料が220日かけて成分を溶け出すという意味です。温度によって、この日数は変わるため、自分の住む地域や季節に合わせて施肥の計画を立てることができます。
2. 使用感と効果
まず、購入についてですが、一般的なホームセンターではなかなか見かけることができませんでした。そこで、直接JA農協の窓口に問い合わせをし、数日後に受け取ることができました。価格は10kgで3130円と、コスパは良好です。
使用する際の一番の特徴として感じたのは、その緩効性です。徐々に効いてくれるので、根やけの心配が全くありません。また、粒状になっているため、手を汚すことなく、簡単に施肥することができました。
使用後の効果としては、紅葉がきれいにできる点が挙げられます。一部で、肥料を使うと紅葉がうまくできないという話も耳にしていましたが、スーパーロング413を使用してみた結果、そんな心配は無用でした。
3. スーパーロング413の詳細な成分解析
まず、413という数字の意味について再確認します。これは窒素、リン酸、カリの含有比率を示しており、それぞれの成分が植物にどのような効果を持つのかを理解することが、この肥料を最大限に活用する鍵となります。
窒素:主に葉の成長をサポートします。緑色が鮮やかになり、葉の大きさや数が増えることで、植物全体の光合成が活発になります。
リン酸:実や花の形成を助ける成分です。多肉植物で言えば、実の部分や花が鮮やかになる助けとなります。
カリ:根の成長や健康をサポートします。強い根を形成することで、水分や栄養の吸収が向上します。
4. 使う際のポイントと注意点
スーパーロング413は、緩効性の肥料としての特性を持っているため、使い方によってはその効果を最大限に引き出すことができます。
適量を守る:鉢のサイズに応じて、適量を守ることが大切です。例えば、3号鉢では3〜4粒、4号鉢では5〜7粒が目安となります。
温度を考慮する:土の温度によって、効果が現れる日数が変わってきます。例えば、25度の場合は約220日となりますので、季節や地域に応じて施肥のタイミングを調整すると良いでしょう。
保存方法:開封後はしっかりと密封して保存するか、小分けにして保存することがおすすめです。大量に入っているため、保存方法に注意が必要です。
最後に、スーパーロング413はJA農協の専売品となっていますので、購入の際は注意が必要です。また、全国のJAで取り扱いがあるわけではないため、事前に確認してから購入を検討すると良いでしょう。
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