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マグアンプKとは?サボテン・多肉などで簡単に安全に使える緩和性肥料
マグアンプKについて記事にまとめようと思います。
マグアンプKは定番の肥料でどこのホームセンターでも扱われていて簡単に入手することができます。
マグアンプ系についてです。マグアンプKはハイポネックスという会社の商品です。
私的にはハイポネックスを先に知っていて、あとからマグアンプKをしりました。肥料の企業としては有名な会社ということだけ知っておいてください。
マグアンプKの成分は?
マグアンプKの成分としては「N-P-K-Mg=6-40-6-15」となっています。
窒素、リン、カルシウム、マグネシウムは入っており、6、40、6、15の比率でそれぞれ入っているのです。
それぞれに意味があり、リン酸で立派な根っこを形成したり、マグネシウムがあると植物の光合成に必要となる葉っぱの「葉緑素」を構成を促進したりします。またマグネシウムがリン酸の移動に作用したりするそうです。
あと窒素ですが、DNAやタンパク質の形成には必要不可欠な成分です。つまり生き物にとって重要な成分なのです。
というような植物の生育に必要な成分が豊富に入っている肥料なのです。
マグアンプKは緩和性肥料
肥料の効果のスピードには大きく2タイプがあります。すぐ効くものと、じわじわ効くタイプの2タイプがあります。
マグアンプKの場合にはじわじわ効くタイプです。これを緩和性肥料と言います。
マグアンプKのサイトに詳しく書かれていますが、マグアンプKには「水に溶ける成分」「水に溶けない成分」の2つから構成されています。
「水にとけない成分」は根っこから出る酸によって溶解するのですぐにとけないのです。じわじわと溶けていきます。
![スクリーンショット 2021-08-10 10.39.23](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58593214/picture_pc_771cf70452071c96df411086d0cf9822.png?width=1200)
緩和性肥料の良いところとしては、安全であるところです。
肥料はあげすぎると植物は枯れることがあります。しかし緩和性肥料の場合だとすぐに効きませんので枯れることはありません。
すくなくとも私は今までマグアンプKを様々な植物に使ってきましたが、急に枯れたというようなトラブルは一回もないです。
サボテンや多肉のように痩せた土地の植物は即効性のある肥料だと枯れる事もあります。それもあり、マグアンプKが成長が早いこともあり、よく使われます。
マグアンプKは土に混ぜて使う
肥料には土の上に撒いたり、土の中に混ぜたりするパターンがあります。
マグアンプKの場合には基本的に土の中に入れてつかうパターンです。
上でも説明はしましたが、マグアンプKは根っこから出てくる酸によって溶かすというメカニズムになっています。
そのため、土の表面には根っこがありませんので土の中に入れるようにしないといけません。
ちなみにマグアンプKは「用土1Lあたり2~8gが使用量の目安です。」とサイトに表記されています。
これわかりにくいので調べたところ、109粒で14.73gでした。
つまり平均すると、0.135g/粒です。目安が2~8gと範囲が広すぎるのですが、中間値は5g/Lとして5±3g/Lという感じかと思います。
5g/Lをターゲットとするならば、37粒/Lとなります。
土に肥料を入れるるときはこういったデジタル重量計があるとすごい便利なので、測定して入れたい人は持っていると良いかと思います。
ちなみにこれはネットショップで1,500円ほどで買ったと思います。
私がいつも使うのはビバホームに売っている「肥料入り花と野菜の培養土」です。これに鹿沼土(小粒)と赤玉土(小粒)をさらに混ぜて使用することが多いです。
またアイリスオーヤマのゴールデン粒状培養土もみずはけがよく、マグアンプKと合わせて使うと栄養バランスが良くてオススメです。
何にでも使える
私は肥料は2つ使います。1つはマグアンプK、もう一つはボカシ肥料です。
どちらも安くて、緩和性肥料なので扱いやすいためです。
例えばこのバナナ、希少品種のレッドタイガーバナナです。昨年の時点では数cmほどのサイズでしたがこんなに大きくなっています。
バナナとの相性が非常によくて、ものすごいスピードで大きくすることが出来ます。
他にもオリーブ・カラマタですが、4月時点では40cmほどでしたが現在の8月時点では2m近くまで成長しています。
あとアガベ、アデニウム、パキポディウムのように痩せた土地で自生している植物にもマグアンプKを使っています。(ほぼ全ての植物に使っています)
ということでマグアンプKは肥料としてかなり使えるのでオススメです。
なぜマグアンプKか?
実はわたしの植物のルーツはサボテンでして、昔からサボテンを育てていました。今ではほとんどありませんけど。
そのサボテンの生育を調べていた際に、さまざまな肥料を使ってサボテンの成長にはどれがいいか?を比較する実験をしている記事を見ました。
その時に、マグアンプKの成長がよくて、それを見てからマグアンプKを愛用しています。
その頃はサボテンだったのですが、今では他の植物も扱っています。それでもマグアンプKの結果を信じていまだに使っている次第です。
以上参考にしてもらえれば幸いです。
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