ポテトチップス肥料で家庭菜園での新しい収穫体験
コロナ禍の中、家での過ごし方が多くの人々にとって新しい日常となりました。そんな中、家庭菜園が注目され、特にジャガイモの栽培が人気を集めています。今回は、ポテトチップスの巨大な袋を利用したユニークな家庭菜園の方法をご紹介します。
1. カルビーと家庭菜園の新提案
ポテトチップスの大手メーカー、カルビーが家庭菜園の新しい提案をしています。その名も「ポテトバッグ」。これは、カルビーのグループ会社「カルビーポテト株式会社」と園芸用土の販売で知られる「株式会社プロトリーフ」との共同開発商品です。このユニークな商品は、巨大なポテトチップスの袋の中でジャガイモを育てるというコンセプトから生まれました。発売以来、SNSやYouTubeでの話題となっています。
育て方は非常にシンプル。袋の中にはすでに土と肥料が入っており、別売りの種イモを植えるだけ。追加の土や肥料の追加は不要です。芽が出てきたら、毎日の水やりを続けてジャガイモの成長を楽しみましょう。
2. 「ポテトバッグ」でのジャガイモ栽培方法
ポテトバッグに植えるジャガイモは、カルビーポテトが10年以上の歳月をかけて開発した「ぽろしり」という品種。このジャガイモは、カルビーのポテトチップスと同じ品種で、粒揃いが良く、調理も簡単です。特に、焼き料理や揚げ料理に最適です。
植え付けの方法は、袋の底に穴を開け、種イモを植え付けるだけ。その後、袋を整えて水を与えます。ポイントとしては、種イモは深く植え付けること、そして日当たりの良い場所に置くことが挙げられます。また、夜間に明るい場所に置くのは避けるようにしましょう。
1. ポテトバッグでの収穫体験
東京都のKさんは、お子さんと一緒にポテトバッグでジャガイモを育てる体験をしました。芽が出てくると、その成長を毎日楽しみに観察。特に大雨の際には、袋を簡単に移動させることができるので、その点も非常に便利でした。約4ヵ月の育成期間を経て、収穫の日を迎えました。結果は、立派なジャガイモが約800g収穫でき、Kさんの家族は大喜び。特に子供たちが収穫したジャガイモを見て、再び育てたいという気持ちになったと言います。
2. 新商品「じゃがりこ バケ土」の紹介
「ポテトバッグ」の成功を受けて、2023年1月には「じゃがりこ バケ土」という新商品が登場しました。この商品も、巨大なじゃがりこのパッケージに土と肥料が入っており、種イモを植えるだけの簡単な仕組みです。
ポテトバッグとの違いは、袋に入っているロック状の土を水で復元し、それを肥料入りの土と混ぜ合わせること。この一手間を加えることで、さらに良い環境でジャガイモを育てることができます。
「ポテトバッグ」や「じゃがりこ バケ土」は、畑や庭がない環境でもジャガイモを育てることができるのが大きな魅力。初心者でも簡単に取り組めるので、家庭菜園を始めたいと思っている方にはおすすめの商品です。
家庭菜園の楽しさを、これらの商品を通じて多くの人々が体験しています。収穫したジャガイモを使って、自家製のポテトチップスを作るのも良いでしょう。新しい趣味として、ぜひ家庭菜園を始めてみてください。
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