ガジュマル 丸坊主にして日光に当てて芽を出す成功事例
ガジュマル歴5年?の者です。ガジュマルはかなり前にアガベ業界でブイブイいわしている友人に「アフリカの方のガジュマルが凄い高値」で売れると言う話を聞いて興味を持って育てたのがきっかけです。
ガジュマルとは?
もうこれこの記事をご覧の方には説明不要かと思います。
沖縄とかハワイとか南国に行ったら必ずある枝から根っこが出ている木のことです。(色々な種類があるので違うかもしれませんが)
うちの鉢植えしているガジュマル というのがこういうのです。
ガジュマルの丸坊主とは
ガジュマルの丸坊主というのは、その名前の通りでして、ガジュマルを丸坊主にします。
丸坊主といえばバリカンでガーーーってするイメージですが、ガジュマルの場合にはハサミでチョキチョキします。
つまり生えている葉っぱを一つ残らず、切ってしまい葉っぱがない状態にするのが「ガジュマルの丸坊主」です。
ガジュマルを丸坊主にすると、芽が出ない、枯れるんじゃないかと心配はあるかと思います。
私の場合には今まで何度も丸坊主にしてきましたが、問題になったことはありません。
なぜ丸坊主にするのか??
そもそもガジュマルをなぜ丸坊主にするのか?どんなメリットがあってどんなデメリットがあるのかを説明します。
ガジュマルをなぜ丸坊主にするのか...葉をきれいに生え揃えるためです。
わたしの場合、ガジュマルは冬場は屋内に避難します。冬になると室内といえどやはり寒いので葉っぱが枯れたり落ちたりします。
春になる頃には、葉っぱが完全になくなっていたり、葉っぱが一部残っていたりします。
それだとカッコ悪いので丸坊主にして、ガジュマルを美しく戻すということをします。
葉っぱが枯れて落ちた場合、枝だけ残っていますよね?それを残しておくとバランスが悪いです。
丸坊主にするリスク
丸坊主にするデメリット・リスクについてです。
丸坊主にするデメリットというのは100%ないわけではありません。
場合によっては枯れたり、株の体調不良になる可能性があります。(私は一度もないですけど)
1. 切断面から菌が入る
はさみを使ってガジュマルの枝を切って剪定しますが、場合によってはそこから菌が感染してかれる場合もあります。
これはガジュマルだけではなく、一般知識の話でしてどの剪定でもあるリスクです。(もちろん私は一回もないです。)
使うハサミはあらかじめ熱湯で滅菌しておくと良いです。これはただ沸騰したお湯をハサミにかければ良いだけです。私の場合には使用するハサミはほぼあらゆるパーツが金属製ですが、持ち手の材質によっては熱湯をかけた際に変形するかもしれませんので注意してください。
2. 見た目が変わる
枝を切って丸坊主にするわけですから、昨年の形と樹形が変わってくるかもしれません。想像していた形と違うというリスクがあります。
私はそこまで樹形をこだわっていませんので、全く気にしていません。
3. 丸坊主の期間がある
当然葉っぱが全くない丸坊主の期間があります。その期間は人によっては見応えがないのではないでしょうか?
ただ気根が生えているだけの状態です。
ということで人によってはリスクと感じることもあるかと思います。
丸坊主の成功例
ガジュマルをいつでも、どこでも適当に丸坊主にすれば良いというわけではありません。適切な時期だったり、適切な管理方法などがあります。
それについて触れていきたいとおもいます。ちなみに私が実際にガジュマルを育てていて実践している方法です。
1.冬以外に丸坊主
よく書かれているのが「春に丸坊主にする」という情報かと思います。
私的には冬以外ならOKかと思います。ただし生育している地域だったり、屋内、屋外などの状況で変わってくるかと思います。
私の場合のは4月くらいに丸坊主にします。以前10月〜11月に試しで丸坊主にしましたがその時にもすぐに生えてきていました。
その頃は屋内にガジュマルを入れていて、うちの場合には3階は日差しが強く、温度も高いので普通に生えてきていました。
2. 日なたで管理
私の場合にはガジュマルは夏だろうが、春だろうが関係なく冬場以外は屋外の日なたに置いています。
これをいきなり夏に屋内に管理していたガジュマルを屋外の日なたに移動すると葉焼けしたりして丸坊主がうまくいかないので注意してください。
これは丸坊主関係なく、急な環境変化による葉焼けの話です。
3. 屋外では水は毎日
私の場合水は毎日あげます。
よくネットで書かれている情報だと「土が乾いてから水をあげるようにしましょう」。これは屋内だとこれで良いです。
ただ屋外では毎日水をあげても大丈夫です。ただしこれは土や鉢の構成によっても変わってきます。
私の場合には、必ず水はけをよくする工夫をしています。
例えば菊鉢を使ったり、底石を入れたり、水はけの良い土を使ったりします。
夏場では毎日水を上げると良いと思います。鉢植えだとすぐに乾燥してしまいますので水やりは必須です。
「毎日水あげても大丈夫??」と心配される人もいると思いますが、ガジュマルの場合大丈夫です。
自然の世界では東南アジアなどの熱帯地方で自生しています。そういうところでは毎日のようにスコールで雨が降ります。さらに雨季でもずっと降っていることがあるくらいです。
ガジュマルは挿し木にできる
ガジュマルで丸坊主にした際に出てきた枝ですが、挿し木にできます。
植物を増やす手段として色々あります。一番みなさんが知っているのは種かと思います。種を植えて芽がでて成長するというパターンです。
実はそのほかにも挿し木、取り木など植物を増やす手段があります。
ガジュマルでは挿し木が簡単にできます。
ただ切ったガジュマルの枝を土に刺しておくと根っこが生えてきます。
あと私が今まで挿し木した感覚だとガジュマルの挿し木は成功率が90%以上でできます。
1. 切ったガジュマルを土に刺しておく
ガジュマルを切った後に水につけておきます。切った断面が水につくようにしましょう。
すぐに挿し木する場合にはこの作業は不要です。
挿し木に使用する土は栄養がすくなくて、細菌が少ない土が良いです。
ホームセンターや園芸店にいくと挿し木用の土があります。それを使っても構いませんが、鹿沼土、赤玉土、バーミキュライトなどを使っても良いです。
私的には赤玉土がオススメです。ただし乾燥には要注意です。
また栄養が少ない土を選定する理由としては、栄養が少ないと植物は根っこを伸ばそうとするそうです。
2. 水を与える
挿し木した後には水を欠かさずしましょう。水が尽きると、挿し木に失敗する可能性があります。
上で挿し木の成功率は90%以上と書きましたが、もちろんこの水を与えるという地道な作業をこなしての確率です。
これをしずに成功はありえないので気をつけましょう。
ということで参考にしてください。
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