福岡城跡を訪れて
福岡天神から歩いて舞鶴公園の福岡城跡を目指しました。
けやき通りをずっと歩いて行きました。途中で右に曲がりました。
少し歩きました。写真中央の石段を登るとそこは鴻臚館の跡地でした。
鴻臚館(筑紫館)は、古代(飛鳥、奈良、平安時代)の迎賓館に相当し、日本の3か所に設けられました。遺跡の存在が確認されたのは、この筑紫の鴻臚館のみだそうです。他は、大阪(難波)と京都(平安京)でした。
この展示館にあるのは、南館の一部ということです。南館と北館もあり、間に池があり、橋がかかっていたそうです。
後ろには福岡城の石垣が見えます。
「日本書紀」によると持統天皇二年(688年)正月、新羅国からの使者を筑紫館(筑紫の鴻臚館)でもてなしたという記事が残されているそうです。かなり大規模な建物だったようです。現在も発掘調査が続いています。
展示館を出て、福岡城の天守閣跡を目指します。
東門は園路の整備工事中で、通れませんでした。仕方がないので、ぐるっと回ります。
舞鶴公園の入口まで来ました。
福岡城は、関ケ原の戦いの功績によって徳川家康から筑前52万石を与えられた黒田長政によって、慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけて築城されました。
黒田長政とその父で築城の名手と言われた黒田官兵衛が手がけただけあり、敵との戦いを想定した城のつくりになっています。ここからなだらかな坂道をのぼっていきます。
松の木坂を上っていきます。
天守台からの眺めは素晴らしかったです。
天守台を降りていきます。
桐の木坂を下っていきます。
当時のまま残されていました。
多門櫓を出て下っていきます。
多門櫓や紅葉を背景にして、新郎新婦の写真撮影も行われていました。
日本庭園にも入ってみました。
庭園から出ると目の前に大濠公園の景色が広がっていました。窓側の席に座って遅めの昼食を頂きました。
アンドローカルズというお店では、ごはん系はあとお茶漬けの2種類でした。メニューはすべて九州各地のローカル食材の編集ということでした。ティータイムのメニューも美味しそうでした。
大濠公園の中にかかる橋を渡って帰ります。
かなり歩いたので、帰りはバスに乗って天神まで向かいました。
長いブログ最後まで読んで頂き、ありがとうございました。