
篠山城 ~大書院が有名な城~
5月の暑い日に篠山城を登城する。
~パンフレットより~
篠山城は、関ヶ原の合戦に勝利した徳川家康が、慶長14年(1609)豊臣氏の居城である大阪城の包囲と、豊臣家ゆかりの西日本の諸大名を抑える拠点とするために篠山盆地に築いた城です。築城工事は西日本の15カ国20諸侯の大名に夫役を命じた天下普請で行われ、縄張奉行の藤堂高虎(三重県津城主)、普請総奉行の池田輝政(兵庫県姫路城主)らが指揮を執り、突貫工事によりわずか1年足らずで完成しました。ただし、天守閣は家康の命令で築かれていません。
初代城主として家康の実子である松平康重が八上城から移り、松平三家8代と青山6代といずれも徳川譜代の有力大名に引継がれ、260年余の幕藩体制のもと、篠山藩5万石の政治・経済・文化の拠点としてその役割を果たしてきました<文政10年(1827)より6万石>。明治維新以後、大書院だけ残し城内のほとんどの建物がとり壊されましたが、石垣と堀、馬出などの遺構がほとんどその原型を残していることから、昭和31年(1956)に国の史跡に指定されました。
○丹波篠山市

訪問したのが2019年5月であり、ちょうど「篠山市」から「丹波篠山市」に市名変更されたタイミングであった。
○大書院の入口

立派な門構えをしている入口である。
○南側から見た大書院

木造建築の雰囲気がしっかり出ている。
○石垣の刻印







城内を歩いてみると、多くの石垣があることに気付く。さらに石垣に注目すると刻印が刻まれたものが多い。探しながら歩くと楽しい。
【訪問時期】2019年5月