わたしのアニムス(9/6の夢)
小説や漫画、アニメなど、創作物のキャラクターの誰に好感を持つとき、人は自分自身の性格に似たものを選ぶという説を見た。そのような気もするし、理想像として見る場合もあるだろう。
部屋に男が付いてくる。経緯はもっと色々あった気がするけどほとんど関係なく、忘れた。亡くなった作家の、往年の西村賢太先生みたいな感じで図体のでかいのが大学時代の下宿についてくる。しかもこの男、口が悪い、ぶっきらぼう、すぐ怒る。でも怖いとか嫌な感じはしない。そいつが私のベッドにいやにすんなりと入って寝るので、その間に旅から帰ってきた衣類を箪笥に片付け始めた。ピンクや黄色など明るい色のセーターやカーディガン。
目が覚めたらそいつがいないので、いやに寂しかった。もしかしたら、二人はずっと前からこうして暮らしていたのかもしれない。