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優先順位の話と感想の話と

こちらは2023年10月5日に書かれた記事に
なります。

どうやら今週末は3連休らしいですね。
私仕事柄あんまり関係ないのですが
はい。どうも。まん丸です。
このブログを書きたいのもあり
なんだかんだ読みたい本があり
ゲームも好きですし
趣味の優先順位とは何とも難しいものですね。
今回メインの話題が長めなので前口上はこの辺で。

最近私は気付いてしまいました。
このブログを書き始めてもう4投稿目。
そこそこ筆が進みそこそこハイペースで
書き進めておりますが

見たい話と思った話

映画好き。読書好き。オカルト好き。

結構幅広く色んな分野で強い方だと思っております。

いい加減

感想を

書けよ!!

えぇ。書きましょうね。いい加減。
好きなのはわかったから。
話は変わりますが"映画オタク"と書けないあたり
自信のなさと面倒くさい奴感が半端ないですね。
話を変えるな。感想を書け。
はい。書きます。

なので前投稿でも触れましたがこの作品。
※わかりやすいネタバレはありませんので
ご安心してスクロールしてください。



中島哲也監督 "来る"

前投稿ではさらっと原作と映画に触れました。
その時自分は、まぁ偉そうにこう書きました。

"ジャパニーズホラーの金字塔になり得た作品である"

さてさて、この面倒くさい映画評論家気取り
の拗らせ男は何故こんな事を言ったのでしょう。
この作品、徹頭徹尾手放しで褒められる作品ではありません。特に尾の部分。
ただつまらないかと言われるとそうでは無く。
尾以外なら褒め称えてバックフリップしてから
スタンディングオーベーションできるぐらい
面白いです。
原作のポテンシャルが高いのもありますが
各所のシーン構成や特殊な展開をわかりやすく
かつ軽快にまた恐ろしく描いています。
キャッチコピーにもありますが
まさしく中島哲也エンターテインメント全開で
文句なしの主演陣と脇を固める実力派揃いの布陣というおまけ付きです。
続編の比嘉姉妹シリーズを読んでも頭の中は
この作品のメンツで脳内再生されます。
これは個人的に良い映画の典型だと思います。
ここまで手放しで褒め称えてから
少し原作の話になります。
原作も概ね映画版と変わりませんが一つ思う事は
原作をそのまま映画化しても華が無いように思えます。
これは作品が悪いわけでは無く、作品の特性上
しょうが無いのです。地道にリサーチされた
オカルトがテーマですからそこには分厚い裏付けと信憑性が感じられるサスペンス感に派手さは無くても良い味が出ていると感じました。
その原作の上で中島哲也エンターテインメントが
華開いているのです。
ここで映画版に話を戻しますが、原作の中で一番改変されているのはエンディングへの過程です。
その過程でさえも3分の2は中島哲也の才能が
綺麗に華開いておりました。
しかし、少しくどい。
味付けが濃すぎる感じです。最後はちょっと飽きちゃう味って感じ。
だからって何か解決法があるかと言えば無いんですよね。僕は十分楽しめたしあれは日本映画史に残りうる作品だったと本気で思ってます。

とっても長くなりましたが私はこの作品が大好きです。だからこそ忖度ない評価をしました。
普段はどんな作品であれ自分が好きじゃない
作品の評価は書きません。好きな物の良い部分を見ていたいと思います。

本当に長くなりました。
お付き合いありがとうございました。
あんまり真面目な事ばかり書いてると
お腹が空いて眠くなりますね。

それでは仕事に戻ります。
ありがとうございました。



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