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和のモダンと人間の話と


はい。皆さんはじめまして?うん。正しい。
はじめまして。
この度遥々Amebaブログから足を伸ばして何だか意識高めなnoteにやって来ました。
"まん丸"と申します。
大したことはかけませんがあしからず。
以前Amebaブログで書いていたブログもしっかり移植したのでよろしかったら読んでみて下さいね。

しかし暑いですね。
ここ何年かの夏は本当に。
万年肥満児な私、夏が辛くてしょうがない。
だからと言って何かする訳ではありませんが。

ただ2年ほど前に手持ちの扇風機をいただき
これがまた涼しくてすばらしい。。。。

しかし万年肥満児/めんどくさい奴/天邪鬼.etc
色々な負の属性を持ち合わせた私は
自身が手持ち扇風機を持つシルエットや
仕事場が東京なのもあり周りを見渡せば皆が持っている状況に我慢ができず思案した結果が、、

扇子!!

いやぁ、何かいいじゃんね。
ちょっと優雅だし。
何だか女性的で妖艶な感じ。
いいじゃない!いいじゃない!
お気に入りの紫色を買い、
優雅に日の本で仰ぎながら
友人を待っておりました夏の日。
現れた友人は私をみるなり

何かくたびれた
サラリーマンみたい。


はぁぁん?舐めとんか貴様?
と言い返そうかと思った時
傍の鏡が目に入りました。

仕事終わりのくたびれた自分の顔。
履き込んだスラックスとシャツを身に纏い
紫色の扇子を片手に友人にメンチを切る寸前。

その立ち居振る舞い込みで
列車が遅延している事を駅員に怒鳴り散らす
くたびれサラリーマンそのもの。

そこには妖艶さなど皆無な自分が映し出されて
おりました。

そりゃそうだよ。
ある訳ないだろそんなもの。

まぁ、意地でまだ使ってますがね!扇子!

そろそろ本題に入りましょう
どうもまん丸です。
今回はふと思い出し書こうと思った作品。

ネタバレはありませんので安心して
スクロールくださいませ。

"異端の鳥" 監督"バーツラフ・マルホウル"

衝撃的なポスターですね。うん。
こちらの作品を知ったきっかけは私の母でした。久しぶりに一人で映画を見に行った母はとんでもない作品に出会って帰ってきました。
私は劇場では見ておらずAmazon Primeの方でレンタルして見ました。
普段であればこれだけの衝撃作を劇場で見た
母に嫉妬したでしょうがこの作品だけは
そう思えませんで。えぇ。

映画好きで私にカルチャーを叩き込み
永遠のライバルである母の話は今度しますね。

こちらの作品は不幸な作品です


私はこの一文では納得できません。

こちらの作品はユダヤ人少年の過酷な逃亡劇です

こちらでも同様です。

こちらの作品は戦争を通して
過酷な世界に旅立った少年が
変容していく作品です。

もちろん、こちらも納得には至りません。

お察しの通りどんな説明もしっくりきませんでした。
ここまでの衝撃を受けると自分も周りの人々の反応を見てみたい様で、
珍しくレビューを見ましたがあまり納得のいく事はかかれておりませんでした。
作品自体は不幸の連続と酷すぎる展開。
目を逸さずにはいられない途方もない地獄。
正直言葉にでは表せない仕打ちばかりです。
少年の視点では。

そう少年の視点ではそうなのです。
たしかに酷く、鋭く、生暖かい人間の悪意は
常に少年に向けられます。
誰も救わないし救えない。
地獄にしか見えない。

果たして自分があの場所にいたら
何か少年を救う形で手を差し伸ばす事ができたのでしょうか?

はっきりとはわかりませんが、
悪意を向ける事こそ無けれど
見て見ぬ振りはしたかもしれません。

この作品の本質は少年以外の全ての人間にあるのではないでしょうか?

悪意を向ける人間。

それを見ないことにした人間。

救いきれなかった人間。

ここまで書いても何か納得できる言葉は
ありません。
しかし前に見たレビューでうろ覚えにはなりますが回答に近い気がするフレーズがあるのでここに書いておきます。

"残酷な人間が居たのではなく
         人間が残酷なのである"



珍しく真面目に良さを伝えてますね。
うん。頭使ったから眠いんだな。きっとそうだ。

昨日も1時半までゲームしてたからじゃない。

うん。











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