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疑問の話と音の力と


どうもまん丸です。

最近また適度にアウトプットする様になりましたが、普段何かインプットする前も後も
何かを読んだり見たりする事をあまり致しません。大体過去に見た作品や日常からアイデアを生む事が多いです。
しかし、最近書いたブログ等で必要だと感じた場面では、何かしらのレビューや記事に目を通す事が幾度かありました。

目を通してみると何だか以前も感じた
違和感?嫌悪感?の様な物を感じました。
と言うのも私は"批難"が苦手なのです。

理解が難しいが正しいかもしれませんね。
納得できる答えを突きつけられれば意識は変わるかもと思える段階かと考えます。

全てを肯定すべきとは言いませんし
そんな気持ちはありませんが 
好きな物、良かった作品のレビューだけ
聞きたいなぁと思う浅ましく自分勝手な
願望ですね。

珍しく冒頭から真面目ですね。
何か変なこと言うか、、、
うん。やめとこう。

それでは本題です。
本日も映画の話ですね。

オッペンハイマー 
監督クリストファー・ノーラン

"第二次大戦下、世界の運命を握った
天才科学者の栄光と没落"

オスカー獲りましたからね。
私も劇場で見ましたよ。

監督 "クリストファー・ノーラン"

"クリストファー・ノーラン"
著名な映画監督ですね。出会いはダークナイト
でしたかね。
その後もインセプションやインターステラー
と見ましたが、やはり僕のイメージとしては
ハリウッドきっての"演出屋"ですね。
2017年のダンケルクを劇場で鑑賞した際に
そのイメージは完全に固まります。
画角/配置/カット割/音響
この要素だけで観る側を引き込み掴んで離さない。
ずば抜けたアイデアとセンスを持ち合わせており今回紹介する史実として完成した脚本と相性が良い傾向にあると考えます。

物理と人間。

作品の主人公"オッペンハイマー"
現代と映画の後半では"原爆の父"と呼ばれた
彼ですが作品に意外性を持たせた部分は
彼自身の人間性でした。
天才。その言葉に間違いは無くただ一分野で
ずば抜けた才能を持ち成功する天才には何かしらかける部分がある。天は二物を与えない系
ストーリーに仕上がっております。
オッペンハイマーの葛藤もドラマの一つではありますが原爆を落とす落とさないもそうですが彼の浅ましい性格を見る限り現状から逃げ出したいだけの様にも見えます。
終始澄まし顔で感情の起伏が少ない彼の姿は
裏を返せば誰かを足蹴にしてでも生き残らなければいけない状況でも逃避し続ける心境を表している様に見えます。

音の力

各種演出が素晴らしい今作ですがその中でも優れていたのはやはり"音響"ではないでしょうか。印象的なシーンにはどこを切り抜いても
何かしらを表現する音が存在し、見ている側に訴えかけてきます。
心臓・空気・爆発・騒音・声
私たちの日常に一切存在しない完璧な無音。
そんな感覚を思い起こすシーンの数々に私たち
が何かを考え起こす作用と俳優頼みにならない監督の芸術作品的な考え方が点在しています。

原爆

私は以前から原爆投下に関しては肯定派です。
日本の凶行は当時であればあそこまでしなければ止まらなかったと思います。
否定したい方と論争するつもりもございません
各々の意見があって当然だと思いますので。
原爆が完成するまでと完成した後を幾つかの時系列から映し出したこの作品を世に出すことは一つのエンタメとして語るには非常に難しく
不遜ではありますが今回は作品が主役ですので
第二次大戦中の事を多く語ることはしませんが
忘れてはいけないと言う事を忘れない事が
我々に出来る事であると確信しております。


あぁ。最近思うのですが
真面目な文章は疲れますね。
自身の脳みそが大分低スペックな事を
思い知る日々でございます。
そんな感じでまた読んでいただけたら幸いです

では、また。

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