食を制する人は水分を制する!
カラメルとプラムパウダーを使ったプリンアートで桜を描きました。
カレーやお味噌汁を作るときに
水が多すぎて薄味になってしまった人は
私も含め少なからずいると思う。
食品を扱う時に水分への考慮は絶対に欠かせない。
水分と一言でいっても、
PETボトルで売られてる水や
食料品自体に含まれる水分量、
蒸す・冷凍など調理法によっても
水分量の増減があり料理や食料保存をする上で
水分とは切っても切り離せない関係にある。
レトルト食品などパッケージ裏の分量通りに進めたのに
シャバシャバなカレーになったという時は
カレーの具材に要因があることが多いと思う。
また、ご飯にも水分が多く含まれているため
食べるとより薄味に感じる。(昨日の反省)
野菜でいえばキャベツなどの葉物類、いも類、きのこ類が多く
逆にごぼうやにんじんなどの根菜類は水分が少ない。
炭水化物や糖質の高い食べ物は
わりと水分を多く含んでいそうだなと経験的に感じている。
スーパーで生鮮食品の新鮮さを見る時も
重さが軽いほど新鮮なものが多く、
古くなるほど呼吸量が増えて水分を多く含み
重くなることから見分けられる。
呼吸量が多い→水分が多いほど
腐敗しやすくなるため、
保存するときはなるべく脱水状態や真空環境にしておくことが大事になる。
そう考えると、冷凍ギョーザのパリパリ感やもちもち感の再現ってすごい技術だなと感動する。
水分が多い・少ないというだけで
味や食感などの美味しさだけでなく
衛生的な安全性まで左右する。
たかが水、されど水。
食の基本にして発展的な分野にも繋がる
見落としがちだけど最重要要素。
食料品自体に含まれる水分量まで頭に入れて料理をする人はきっと上手な人だろうなと思ってしまう。
何で上手くいかないんだろうと悩んでいたら
案外身近な当たり前なものが盲点だったりするんだなと
実感した昨日の自炊でした。
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