家具は買い替えなくていい。関家具の新たな挑戦「ezbo」
家具のまち、福岡県大川市からライフスタイルにあわせて変化させる家具「ezbo」が登場しました。はじめてのひとり暮らしから結婚や出産まで、ライフステージにあわせて家具は買い替えるもの。という常識を覆す「ezbo」は、ひとりの若手社員によって世に送り出されました。
日本が誇る家具のまち福岡県大川
福岡県大川市は筑後川の下流に位置し、運ばれてきた木材を加工していたことをきっかけに婚礼家具の生産で栄えた街です。婚礼家具とは、箱物家具のことで、いわゆる和箪笥・洋服箪笥などのこと。
しかし婚礼家具の生産量は生活様式の変化・ビルトイン家具の登場で縮小の傾向にあり、たくさんの家具問屋が次々と店を畳んでいくことに……。
そんな中、関家具は時代の変化に合わせて常に新しい家具に挑戦し続け、2019年におかげさまで創業50周年を迎えることが出来ました。
海を越えたものづくり
関家具ではこれまで通り日本国内での生産も続けながら、海外にいいものがあれば一緒にものづくりをするというスタイルも取り入れています。
「ezbo(イジボ)」は海外の工場と共同で製造を行っています。
「マレーシアの方に面白いアイデアの試作がある」と社長から直接電話を頂き、すぐにパスポートをつくって現地へ飛びました。
そして商品を見て「これは日本の市場に対しても商品化できるぞ」と確信しました。
TVボードやハンガーラック。デスクから本棚までezboで叶う
「ezbo(イジボ)」は工具不要でつくれる簡単さが魅力。パーツを足していけば大きくすることもでき、ライフステージが変わるタイミングでも買い替える必要がありません。
テレビボードにハンガーラックを足したり、棚の横をデスクとして組み替えたりすることも可能。
賃貸が主流な日本国内では、引っ越しの度に家具が入りきれなかったり買い替えたりする方が多いと思いますが、ezboはバラして収納もできるため引越しにかかるストレスも軽減してくれるのです。
海外製の家具に対して「壊れやすい」といったイメージもあるかと思いますが、日本の高い安全基準を満たすように細かいところにもこだわって仕様を追加しました。
なかでも耐荷重100kgはこだわりのポイント。本棚のたわみ問題も解決します。
デザインの中に使い勝手や、関家具が培ってきたオリジナリティを組み込んでいるのが強みです。
自らイージーボーイと名乗って「ezbo」を広めたい
関家具・古市氏
組み立て家具と聞いて、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべますか?
・部品や工具が何種類もある上に説明書も分かりにくい。
・失敗したけどやり直しが出来なくて困った。
・そもそもDIYって苦手……だからなんかとっつきにくい。
ezboはバックパネルを広げてスチールレールをセットし、棚板を乗せるだけなので、苦手意識のある方にこそオススメの家具なんです。
とは言え世の中にはたくさんの商品があって「こういうのが欲しい……!」と思っていても「ezbo」までたどり着かない人って結構居ると思うんです。
だから「もっと知ってもらいたい!」 という思いはありました。
組み立て工具が要らなくて解体も簡単、自由度が高い、とにかく強い
ezboの魅力はたくさんあれど自由すぎるが故、なかなか伝わらない……。
そこでどこから始めようかなと思ったときに、まず取引先の方々に「イージーボーイ」名義でメルマガを出そうと執筆をはじめました。
しかしメルマガって業務的で大体読まないので、読んでもらった対価としてニヤリして欲しいという思いから、個人的なコンテンツを盛り込むようにしました。
僕自身の小さい頃の話とか、トンボの捕まえ方とか、そんな事まで書いてます。
毎週金曜日、今までに70通程出していて、のべ600人くらいの方々に読んで頂いてます。
ありがたいことにメルマガを楽しみにしてくれている方も増えてきました。僕自身のキャラクター含めて皆さまにとって「ezbo」が親しみやすい商品であって欲しいです。
ezboを世に送り出してからまだ1年ですが、ここまでくるのは本当に大変でした。新しい事業なので、発注から仕入れ、カタログ、不良対応までなんでもひとりでやって来ました。やっと商品を軌道に乗せることが出来、一昨年の10月から部下が入ってくれて、今はとても助かっています!
あとは皆さんに知って、使ってもらいたい……!!
”イージーボーイが話してた棚” でもいいので、人生のステージ毎にかたちを変えて使い続けられる収納家具ezboをどうぞ宜しくお願いします!
『自由すぎる家具。暮らしに合わせてカスタム出来る「ezbo」にTVボードが新登場!』は、2020年3月27日までMakuakeにて先行発売中。販売中のシェルフシリーズもお得に買えるチャンスです。
リターンのお届けは2020年5月末を予定しております。