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名曲は多くのカバーを生む ~ What You Won't Do for Love ~ BOBBY CALDWELL
この曲は色々な世代の多くのアーティストにカバーされているので、かなり幅広い世代で知られているのではないでしょうか。
今回のお題は、
What You Won't Do for Love ~ BOBBY CALDWELLです。
今回は日本でのライブの音源を貼りました。
ちょっと音が飛んでいるところがあって残念なところなんですが、色々漁ったところ、このアレンジと音質が自分としては良かったので。
このライブ、当時僕も録画していて、その後何回も観た記憶があります。
この曲は彼の1stアルバム『Bobby Caldwell』のリードトラックで1978年にリリースされました。彼はニューヨーク生まれのマイアミ育ち。レゲエシンガーのボブマーリーとは友達なんだそうです。
この曲はイントロから、もうそのお洒落なR&Bテイストにノックアウトです。単にお洒落なだけでなく、とても印象に残る良いフレーズ。
それだけに、むしろ歌のサビ部分より、このイントロを覚えている人が多いでしょう。
サウンド的にはキラキラしたエレピの音が印象的です。
何よりコードがお洒落!と思いきや割とオーソドックスな進行を使っていました。
多少の変化はあれど、1曲通してこの進行が基本となっています。
この曲のキーはF#mなので、ⅥM7ーⅤ7ーⅠm7ーⅡm/Ⅳです。
頭の3つは王道と言っていいくらいよく見るコード進行ですが、V7の所でテンションを入れてるのがお洒落に聴こえる秘密でしょうか。
僕はこの部分は、よくb13thを入れますが、この曲はb9th、時には#9thです。
そして、このライブ盤が良いのは、最後のSAXソロがとてもメロディアス。
これはフレーズをコピーする価値があると思いますよ。
そして、サックスとシンセのバランスもとてもイイ。
他のライブ盤を見ると、イントロフレーズでシンセが立ちすぎるか、サックスが立ちすぎて混ざり具合が良くない。
どうでしょうか。
バランス悪いでしょ、こっちの動画は。
サックスのミックスバランスが悪い。
そして、ちょっとアレンジを弄っちゃっているのが、僕にはいまいち。
※あくまでも個人的な感想です。
最初に貼った動画の方のライブ。
これは本当にいいライブ音源だと思うので、Bobby Caldwellに興味を持ったら、是非全編通して聴いてみてください。
途中に今では見られないたばこ(パーラメント)のCMも入っているのが時代を感じさせます。
ではまた次回!