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Don't Answer Me - The Alan Parsons Project

80年代のヒットポップを振り返る

当時聴いたとき、このPVの映像も手伝ってか、
何かお洒落なサウンドっていうか大人なサウンドだなぁ~って思ってました。
この曲を聴きなおして、中学生が大人に憧れる感覚をちょっと思い出しました。

本日のお題は、
Don't Answer Me - The Alan Parsons Project

アラン・パーソンズ・プロジェクト

アラン・パーソンズ・プロジェクトはイングランド出身の音楽クリエイター アラン・パーソンズとエリック・ウールフソンのスタジオ制作だけのプロジェクトという事で発足したプロジェクトだそうです。
アランパーソンズは、ミュージシャンではなく、アビイ・ロード・スタジオのエンジニアだったそうです。
エリック・ウールフソンの方はセッションピアニストであり作曲家だったそうです。
エンジニアとピアニストがプロジェクト組むんですね。面白い。
全くライブを行わないユニットだったそうですよ。
今でこそ、そんなに珍しくないですが、当時はあまりなかったような気がします。

チャートパフォーマンス

自分の中では結構売れてトップテンには入っていたんじゃないかという気がしましたが、、、
ビルボード:15位
UKチャート:58位

UKではTOP50にも入っていない。。。UKのアーティストなのに?
ビルボードも15位止まりでしたか。
ビルボードもHOT100チャートじゃなくて、
アダルトコンテンポラリーチャートでは4位まで上がっています。
大人向けってことで(笑)

サウンド

まず耳に残るのはリズムトラックのカスタネットの音。
タタタタンと16分3連で入る音。
8ビートの大きなリズムの中に、このカスタネットの音、
どこかで聴いたことあるんだよな~。
山下達郎さんか竹内まりやさんの楽曲にもこんな感じのアレンジ出てきた気がするけど、曲は思い出せず。。。
あと、一番近いと思ったのは佐野元春さんの「SOMEDAY」

これはよくある洋楽で流行ったテイストを持ってきて、JPOPで再現するパターンですねと書こうと思って調べたら、
なんと!佐野元春さんの方が3年もリリースが早い!
自分的な記事の企画が崩れ去りましたwww

メロディーやコード進行、基本的なリズムトラックは、王道な感じです。
なのですが、サビの展開に日本人が好みそうな泣きの進行(少し哀愁が漂う部分)が入れてある辺りが、実はUSやUKより、日本向きなのかもしれません。
サビを、こういう2部構成にするのって飽きが来ないし良いですね。
自分も結構こういう作り方をします。

現在は

アラン・パーソンズ・プロジェクトは1990年にコンビ解消しております。

アラン・パーソンズはコンビ解消以降はソロ・アーティストとしても活動し、後にはアラン・パーソンズ・プロジェクトをライブバンド化した「アラン・パーソンズ・ライブ・プロジェクト」や「アラン・パーソンズ・シンフォニック・プロジェクト」などを立ち上げたりしているそうです。
2015年には「Fragile」というアルバムをリリースしています。

落ち着いて、なんとも渋いサウンド。そして癒されます。

今日はこのサウンドを聴いて、一日の疲れをいやしてベッドに行くとしましょう。

では、また次回!

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