I'm So Excited - The Pointer Sisters
80年代だってキック4つ打ちするんだ。
しかも生ドラムで。ベースもそれに合わせてひたすらルート弾くんだ。
潔いアレンジのR&B!
今回のお題は、
I'm So Excited - The Pointer Sisters
ほぼ無計画に、当時の曲を思い出しながら書いている記事。
今回はチャカ・カーンのThrough The Fireにしようかと思ったところ、
関連動画でポインターシスターズが。
色々曲がおススメで上がってきたけど、アガる気分になるこの曲をチョイス。
ポインター・シスターズ
アメリカのポインター姉妹によるコーラスボーカルグループ。
幼いころからゴスペルに親しみ聖歌隊で歌い始めるという、本物のボーカルグループ。
デビューは、なんと1971年!
そんなに古いのか。。。
70年代後半かと思ってた。
そして、現在も活動中という、なんとも息が長いグループ。
サウンド的にはR&B、ディスコというダンサブルなサウンドですね。
ポインター・シスターズの曲は、以前にも1曲記事を書いてます。
映画、ビバリーヒルズコップのオープニングテーマで使われた、ニュートロンダンス。
こちらの曲もダンサブルなサウンドです。
チャートパフォーマンス
この曲は2度リリースされている様で、1回目のリリースは1982年。
この時はBillboardで30位です。
そして2度目は1984年にリリース。
この時はBillboardで9位。
1982年の作品に対して若干のリミックスを加えて、ヒットアルバムの「Break Out」に収められました。
このアルバムには先のニュートロンダンスやジャンプなど、ヒットシングルが結構収められてるんですね~。
サウンドアレンジ
冒頭にも書きましたが、サウンドは当時のDISCOサウンドという感じで、
ひたすらキックが4つ打ちでビートを引っ張ります。
今どきのシンセキックではなく、生のドラムのキックです。
味があります!
ベースも8分音符の4つ打ちwww
しかも全てルート弾きwww
これだけブレずにタイトにベース弾き続けるの、かなり難しいよ。
当時はアナログテープに録音してるわけだし、トラックだって豊富にあるわけじゃないところで録ってるわけだし、本当に昔のミュージシャンは凄いね。
このYouTubeも当時の音源から起こしてるのか分からないけど、
一部若干テープが伸びてるからか、ピッチが落ちてるところあるね。
楽器構成的には、完全に生構成で、ドラム、ベースのほか、
ギターカッティング、ピアノとオルガン、ストリングス、
アナログのシンセブラスで無駄のないサウンドに仕上がっている。
曲の構成もA-B-C構成の3部構成、しかもかなりハッキリした3部構成。
日本人好みな構成ですね。
この曲、今の音で蘇らせたら、なかなかカッコいいと思うんだけどね。