情報量最大化基軸の相互情報量最大化
Invariant Information Clustering
情報量を最大化して、全てに対する意味付けが可能な状態を取りつつ、取り込まれた規則性に対して的確な意味付けを行っていくことをひとつの指針として生きていこうという覚え書きのようなもの。
フィールドとしての情報量とその最大化
的確な意味付けは、そのバックグラウンドとして存在する情報ネットワークの情報量に依存している。思考においてバックグラウンドに存在する情報ネットワークとは、脳にあるニューラルネットワークが基礎となる。
ただし、完全に情報ネットワークが個人(の脳内)で完結している状況というのは、想定できないものでもある。人付き合いが極めて少ない自分でも、誰かとのコミュニケーションや、ツイッターのタイムライン、ネットサーフィン、Wikipediaサーフィン、読書などから情報を受け取り、日々ニューラルネットワークを更新しながら生きている。
自分が、昔から習慣としてほぼ無意識に行ってきたものとして、できるだけ情報源の幅広さを志向する、というところがある。これは単に、偏ると知的好奇心が刺激されなくなるので、つまらなくなるという性向によるところが多分にあるとは思われるのだけれども。
兎も角、テレビ番組も、人間関係も、ネットサーフィンの漂い先も、バックグラウンドの情報量最大化のためには、着眼点が幅広いほうが望ましい。自分の脳も、人間関係含む自分が存在する環境も、できるだけ多様であることでバックグラウンドの情報ネットワークの情報量を最大化できる。
というのが自分の傾向性に基づいた理屈だ。
的確な意味付け
さて、前段で書いたとおり、的確な意味付けは、バックグラウンドとしてある情報ネットワークの情報量に依存している。つまり、経験や人間関係や置かれている環境の変化によって情報ネットワークの構造が変化し、的確な意味付けがブレるということでもある。
自分は、ここのブレについては、やむを得ないという認識をしている。状況は一定にはならない。だから、その時点における最良の判断は変化し続ける。ただし、変化は、以前の最良の判断をアップデートする場合に限る、という部分を要とすることで、自分のバックグラウンドとなる情報ネットワークの情報量向上を図ることができる。これは、客観性の追求ともリンクしている。
外部ネットワークに対するフィードバック
以上の志向性から、自分が外部の情報ネットワークに対してできることは、客観性の高い的確な意味付けをフィードバックすることであり、そのために情報ネットワークを育て続ける、ということになりそう。
コンサルティングだよなあ、それ……。
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