工房楷 佐藤愛子
作品
柔らかな色の陶土や、眩しいほど白い磁土に色を練り込み、なんだか美味しそうな色の土たちを順番に積み上げてその断面をスライスすると、さまざまなストライプ模様を作り出すことができます。
まっすぐなストライプが立体になったとき、なんとも不思議な曲線や形が見えてくるのもおもしろく、ずっと作り続けていきたい作品のひとつです。
はじめまして
愛知県瀬戸市で陶磁器のうつわやアクセサリーを制作しています。
出身は埼玉県、陶芸を学んだのは沖縄県、卒業後また埼玉県へそして愛知県へと移り住み10年になります。
土地土地へ移動するときには、さまざまな理由や事情はあれど、どの場所も素敵な人がいて、その土地の美味しいご飯があるから、どこへ行っても大変だけど充実した日々を過ごしています。
ものづくりの相棒
モノづくりの相棒は、制作に必要な道具たち。
色の違う土を組み合わせて模様を作る「練り込み」という技法は、練土の塊をスライスしたり、推し伸ばしたりという作業をします。
同じ厚みにスライスするために必要なタタラ板、切るためのしっぴきそしてローラー。制作方法がお菓子作りに似ているので、道具もローラーは製菓用の大理石のローラーを使っています。
ハマっています
本好きの息子とともにほぼ毎週日曜日は市立図書館へ。
昨年までは、隣接の市や県の図書館めぐりをしたりしていました。新型コロナウイルスの影響が少なくなったら、大阪の「こども本の森 中之島」へ行ってみたいです。