【出展者のご紹介】美濃焼アクセサリーで日本と世界の架け橋を ーマトリョーシカ
こんにちは。
今回ご紹介するのは、ハンドメイド作家の『マトリョーシカ』さんです。
主な作品は、コットンパール、スワロフスキー、美濃焼タイルを使用した、アクセサリーなどです。
日常で使えるかわいいものから、パーティなどで使えるゴージャスなものまで、幅広くつくられています。
これまでのクラフトメイドマルシェでは、美濃焼タイルを使用した、「フォトフレーム」や「名刺入れ」をワークショップで出展されています。
いずれのワークショップもお客さんから大変好評でした。
また、日本国内の活動のみならず、2022年にはパリで開催される、「ジャパンエキスポパリ」というイベントで美濃焼タイルを使用したアクセサリーの販売や、ワークショップを出展予定であり、今後は海外進出も視野にいれながら活動されています。
そんな、世界をまたにかけて活動されている、マトリョーシカさんにインタビューをしてきました。
ハンドメイドに真剣に取り組み出したのは、アクセサリーの金具が取れて、返品が連続したのがきっかけですね
ハンドメイドを始めたのは約10年前です。
結婚して、家庭に入り時間ができた時に、結婚式の時に義理の母が受付用にと作ってくれたフラワーアレジメントの花びらを一枚ちぎって、アクセサリーにしたのがきっかけです。
初の出店は、近所のショッピングセンターにあった、ハンドメイド作家さんたちに、販売スペースを貸し出しているお店から、「出店しませんか?」と声をかけてもらったことです。
初めてお客さんに買ってもらえたときには、すごい嬉しかったですね。
販売を続けているうちに、アクセサリーの金具が取れて、お客さんからの返品が連続してしまうことがあって、すごいショックで。。。
本当はハンドメイドをやめてもいいかなと思ったんですけど、ここまできたなら真剣にやりたいと思って、通信講座でアクセサリーのつくり方などを1から学び直しました。
スワロフスキー認定講座も1級まで取得して、プロフェッショナルとしても認定されています。
勉強もしながら、実際に売りながら、技術を磨いてきたって感じですね。
ショップコンセプトは「つけるだけで、ワンランクアップの自分に」
ショップコンセプトは、「つけるだけで、ワンラックアップの自分に」っていう言葉として決めています。
昔のオードリーヘップバーンのような映画女優みたいに、キラキラしたモノのをつけるのが好きで。
つけるだけで、映画女優になれるような、パーティーシーンで使えるようなアクセサリーをこれから力を入れて作りたいなと思っています。
素朴で、日々つけられるモノのは作っているけど、目指すところはこういったつけるだけで、ワンランクアップしそうなアクセサリーをつくることです。ゴージャス系ですね(笑)
パーティーで使えるような結婚式や二次会とか、特別な日に着飾れるアクセサリーをつくりたいなと思っています。
「マトリョーシカ」は幸せを運ぶという意味を込めてつけました
お店の名前の「マトリョーシカ」は、ロシアのお土産のマトリョーシカのことです。
マトリョーシカは、「幸せが届きますように」や「子宝に恵まれますように」っていう想いでプレゼントとして贈るらしいです。
10年前にお店の名前を何にしようかと考えていた時に、そのマトリョーシカの由来をたまたまた聞いて、あっじゃ、それ!って。
昔、ロシアで日本語教師をしていたので、ロシアにも関わりあるし、というので決めました。
最初はマトリョーシカっぽいアクセサリーをつくろうと思ったんですけどなかなか上手くできなくて、今はロゴだけマトリョーシカにしています。
ちなみに、マトリョーシカの歴史は結構浅くて、もともとは日本の入れ子がモデルになっているみたいですよ。マトリョーシカって、調べだしたら、おもしろいんですよね。
使用する材料は日本製にこだわりを持っています
スワロフスキーはオーストリアなんですけど、それ以外の材料はできるだけ日本製にこだわっていますね。
やっぱり日本製ってしっかりしているんですよね。
例えば、コットンパールって、綿を圧縮して塗装して作っているので、洗濯すると色落ちしてダメなんですけど、実際、洗濯してもほとんど変わらないんです。
いろんな色があるし、光で反射すると本当にゴージャスにみえるし、軽くて肩に負担もないので、肩こりしにくいのもいいですよね。
スワロフスキーは、普通のガラスストーンと違って、いろんな角度から機械でスパーっと細かく切り込みを入れているので、反射がすごいんですよ。
価格が安いのに、すごくゴージャスで、きらきらして、いろんな形やカラーがあるので、自由自在に使いやすいですね。
美濃焼タイルは、インターネットでハンドメイドの材料を探していた時に、たままた見つけて、カラフルできれいだなーと思って注目し始めました。
そこから、本や現地のミュージアムで話をきいたりしているうちに、美濃焼ってこんなに楽しいんだ!もっといろんな人に広げていきたいなと思って、魅力に惹かれていきましたね。
美濃焼タイルは、関東大震災があったときに、日本の建物の強度を高めようじゃないかっていうので、つくられたのがきっかけみたいです。
今は、建築が変わって、あんまり使われなくなったんですけど、やっぱりすごく綺麗なので、アクセサリーなどの材料として使われることが多くなりましたね。
種類もたくさんあって、今は、すでにあるものから選んで使っていますが、将来的にはオリジナルのタイルをつくるとかやってみたいですね。
クラフトメイドマルシェに参加して、リアルな反応があるのが嬉しい
これまではずっと家でアクセサリーを作って、mineでアップ・販売をしていました。
でも、ネットって反応がわからないんですよね。
いいねが3、4個ついて、たまに売れたりして。メッセージでやり取りをして、それで嬉しいって、結構満足してたんですけど。
けど、いろんな作品を上げても、やっぱり反応がわからないので、落ち込んだり、どうしようかな、と1人でもんもんとしてました。
そんなときに、インスタのDMでクラフトメイドマルシェに声をかけていただいて。
正直、ワークショップやリアルで販売をしたことがないのに大丈夫かなっていう心配はありました。
でも、事前に勉強会などで、PCやRemoの操作方法などを教えてもらったり、他の作家さんと繋がることができて、情報を得られたりと参加してよかったですね。
初めの一歩が大変なんですけど。。。でも、スタッフさんがいっぱいいるので、すごい安心ですよね。なんでも教えてくれるから。
実際参加することで、自分の作品に向き合う時間になりました。自分の作品をしっかりみて、口でどう伝えたらいいか、どう見せたらいいかを考えたり。
初めて、クラフトメイドマルシェで作品を見せたときの「わー」とか、「かわいい」っていう反応をもらったときがすごく嬉しかったですね。
オンラインだとコロナもそこまで心配しなくていいですし、子供が家にいても全然大丈夫なので、そこの心配がないのはいいなと思います。
今後は、ハンドメイドを通じて、日本と海外の架け橋に
昔から、「日本と海外をつなげることをやりたい」っていう夢があって、クラフトメイドマルシェでワークショップを開催してから、それが実現できるかも!って思いましたね。
オンラインだと、海外の人とも繋がることができるので、海外の人にオンラインでワークショップをしてみたいなって。
オンラインだけじゃなくて、ツアーで日本に来る観光客の人に2,3時間枠を作ってもらって、一緒にワークショップをするのもおもしろいかなって感じています。
ワークショップなら、日本語がわからなくても、見てたらわかるじゃないですか。それで、日本語やその土地の雰囲気とか、人柄とかが伝わってくれたらいいなって。
作家さんたちも、外国人とかかわることって、こんなに楽しいんだってわかると思うんですよね。
そういった機会をワークショップで設けれるんだって、そういった場所を将来的にはつくりたいなって思ってます。
あとは、自分の作品を海外へ販売したり、発信したりしていきたいと思っています。
ここでも、ワークショップができるなと考えています。オンラインなので、ものさえ送れば、動画を見たり、Zoomなどで一緒に繋がることもできますし。
こういったことをまずは自分が経験してみて、日本伝統を扱っている作家さんとか、対外国の人に教えたい作家さんがいたら、橋渡しをしたいなって思っています。
クラフトメイドマルシェに参加して、自分の夢を形にし始めている、マトリョーシカさんに今後も目が離せませんね!
マトリョーシカさんのSNSはこちらからチェックできますので、興味があれば覗いてみてくださいね。
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クラフトメイド協会では、オンライン・オフライン問わず様々な講師が活動しており、ハンドメイドのワークショップを随時開催・募集しています。
ご興味がある方は下記のSNSなどをチェックして、ぜひ参加してみたください。
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