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第13回 エシカルアワード ハンドメイド販売部門最優秀賞!「牛革の桜餅キーホルダー」の作者、針と革2521先生インタビュー

こんにちは。

皆さんクラフトメイド、楽しんでいますか?

今回は、第13回クラフトメイド協会エシカルアワード、販売部門最優秀賞を受賞した針と革2521先生へのインタビューになります。

様々な革を使った作品を作られている針と革2521先生。

ハンドメイドを始めたきっかけや、作品のルーツを探ってきましたので、お楽しみください。


春らしい牛革のキーホルダー

※以下、針と革2521先生=針、広報担当=広

広:今回最優秀賞を受賞されたのは、どのような作品ですか。

針:表にグリーン、裏にピンクの革を使ったシンプルなキーホルダーです。今までは幅の細いものを作っていました。今回は幅を変えることによって、表から見たら裏のピンクの革がちらっと見えて、桜餅をイメージするキーホルダーができました。

広:桜餅というアイデアが、また面白いですよね。

針:何にしようかなと考えていたら、春が近く、桜の木が頭に思い浮かび、「桜餅ええんちゃうか」となりました。

革自体がエシカル素材?!

広:今回の作品のエシカルポイントを教えてください。

針:そもそも革自体がエシカル素材なのです。食肉文化がありますよね。動物からお肉をいただき、皮が残ります。残った皮を燃やすにもエネルギーが必要ですし、その過程で有害な物質が出てしまいます。皮をそのまま残し、革として活用することにより、環境にも優しいんですよ。

広:革そのものがエシカル素材という発想はいままでなかったです。

針:そうですよね。実は革自体が食文化と密接に繋がっていて、とても歴史が長いのです。牛革の製品が多いのは、牛肉が多く食べられているからなのですよ。

広:なるほど。革商品を使うこと自体がエシカルであることがよく分かりました。


趣味探しからどはまり?!小物から大きなカバンにまで発展!

広:ハンドメイドをはじめたきっかけを教えていただけますか。

針:よくある話、趣味探しです。人並に仕事をしていて、休みの日にやることが何もなくて、何か趣味を探そうと思ったのです。ある日買い物をしながら革製品が目に入り、よく見ると革を折りたたんで縫っているだけだから、そんなに難しいものではないなと。まずは革を探そうと店にいって、そこにいた職人の方に、革のハンドメイドをするには最低限何が必要なのかを聞いて、購入したのが始まりです。そこからどはまりして、今に至ります。

広:全く何も知らないところから、今や販売・出展するに至るまでどれぐらいかかったのですか。

針:2年間ぐらいですね。当たり前ですが最初は人様にあげられるようなものを作れるわけないので、本を買って簡単なものから繰り返し練習していきました。だいたい2年ぐらい続けていたら人に渡せるぐらいのレベルになりました。

広:(先生のInstagram見ながら)簡単なものから、今や大きなカバンを作れるレベルにまでなったのですね。すごいです!

針:そうなんです。かばんレベルになると、会社員しながらになるのでさすがに時間がかかりますが、繋がりのある方のためになら作ることもあります。

クラフトメイドマルシェと出会ったきっかけとは

広:クラフトメイドマルシェとの出会いはどのようなものだったのでしょうか。

針:ちょうど1年前、InstagramにDMをいただいたのがきっかけです。出展をしてみようかと考えていたのですが、作品のラインナップをたくさん用意する必要があるし、出展料も高いので二の足を踏んでいたのです。クラフトメイドマルシェはオンラインでできるので自宅で自分の作品を並べるだけで、しかも出展料も安いので、これならできるだろうと思い、出展することになりました。

広:実際出展してみて、どうでしたか。

針:面白かったですね。男性のお客さんが多かったです。オンラインなのでどうしても触ってもらえないので、作品の魅力をどう伝えるかも工夫しながらやりました。

広:先生はInstagramの他、noteも投稿されており、SNSにも力を入れていますよね。

針:これもクラフトメイドマルシェでSNSでの発信を教えてもらっているのです。他の作家の先生と繋がりがもてるのがとてもありがたいです。実際、ワークショップ部門でアワード受賞したpepo先生とはDMでやりとりさせてもらっています。

ワークショップやリアルイベントも視野に!

広:次回以降の意気込みを教えてください。

針:一度ワークショップをやったのですが、販売するだけよりも好評をいただいた感触があったので、是非やりたいですね。次回のクラフトメイドマルシェの開催が9月なので、秋にふさわしい色の革を使って何かやろうかなと思っています。

広:楽しみです。

針:自分自身もワークショップが楽しいと思っています。ただ革製品を作るには、例えば金槌が必要であったり、針に糸をつける作業が特殊であったりと課題もあるので、どうすればオンラインでできるかなと熟考しています。
あとは、直接触れるリアルイベントへの出展もやりたいと考えております。

広:次回のクラフトメイドマルシェを楽しみにしております。ありがとうございました。

以上、針と革2521先生のインタビューでした。

今後も先生へのインタビュー記事は、定期的に掲載していきますので、ご期待ください。

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