美女達とお酒

女性向けのカクテル、そんなものがある。
私が若かった頃はそんなものなどはなかった。酒は男たるものの道具であり、飲み方も男たるもののように剛毅に、荒々しく飲み干すことが求められた。

だが、それでも女性たちはバーテンダーの目を盗んで、ひっそりとステージを駆け上がるようにして酒を飲んでいた。
彼女たちは美しく、気高く、そして危険だった。

しかし、時代は変わった。今では、女性たちは自由に自分の好みを追求し、自由に酒を楽しむことができる。そして、新しい女性向けのカクテルなんていうのもどんどん誕生していった。

例えば、コスモポリタンというカクテルがある。それは、シンプルな材料で作られた、甘酸っぱくフルーティーな味わいが特徴だ。
女性たちは、カクテルを楽しむための専用のグラスを使い、自分たちだけの楽しみ方を見つけていた。

優雅にグラスを傾ける姿はあまりにも美しく、多くの男たちを悩ます。

しかし、私はいまだに昔ながらの男たるものの飲み方を追求している。酒は、強く、荒々しく、そして美しく飲むべきものだ。

女性たちも、男たちと同じように、自分自身の味覚を追求し、自由に酒を楽しむべきだろう。
だが、私にとっては、昔ながらの飲み方こそが、真の酒の味わい方なのだ。